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あなたは「NATO」!?

カリエーレ・コンサルタンツ、キャリアコンサルタント佐渡治彦です

「次回の面談までに10社応募します!」と言いながら、ハローワークにも行かず、ネット検索もさほどしていないクライアントが、たまにいらっしゃいます。

このようなクライアントに出会うと、10数年前、ドイツ系のメーカーで国内営業した頃、大手顧客から「あなたの会社はNATOだな!」と叱責されたことを思い出します。

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ここで言う「NATO」は、今、ウクライナ侵攻で取り上げられる
「北大西洋条約機構」のことではありません。

この「NATO」とは
「No Action Talking Only」
の頭文字をとった略です。
日本語に訳すと「口先ばかりで、行動はしない」といった意味です。

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私の勤めていたドイツ系メーカーは、日本国内に多くの大手顧客がありました。日本の大企業の工場へ納品は、ほとんどがジャストインタイムです。

ドイツ等からの輸入品が主な販売商品でしたが、お恥ずかしいお話ですが、大手顧客に納期にとても心配をおかけしたことがありました。
約束した納期に間に合わないなど、本来、ビジネスで犯してはいけない約束を守れないことがありました。

そして、その都度、顧客に「〇月〇日までに納品できるようドイツと交渉し、了承をもらいました」と日本サイドの営業としてやれることはすべて行った上で、顧客にお詫びしました。
しかし、その約束も何回も破ってしまい、顧客から出たお叱りのお言葉が、「NATO」でした。
「口先ばかりで行動しない」という意味です。

*私の勤めていたドイツ系メーカーの名誉のために付け加えますが、この話は、私が在籍していた10年ほど前のお話で、現在のお話ではありません。

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冒頭の10件応募すると約束したクライアントには、応募できなかった理由はあると思います。
体調がすぐれなかった、やる気が出なかったなど、何らかの理由があると思います。

ただ、思うのは「自分から言ったことはちゃんと行動してよね」「本当に就職する気あるの?」です。

もっとも、キャリアコンサルタントとして、「NATO」をするようなクライアントと見抜けなかった、クライアントの気持ちを、受容、共感できなかった反省はあります。

私とのキャリアコンサルティングは「NATO」は許されますが、会社で働きだしたら、「NATO」では通用しませんよ。
有言実行を忘れずに!

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