こんにちは。
カリエーレ・コンサルタンツ、キャリアコンサルタント佐渡治彦です。
ある学生と話をしていたら、「私もキャリコンサルタントなりたいです。」とキャリコンサルタントに興味を持っていただけました。
最近は、大学にもキャリア専門の学部やキャリア理論を学べる学校もありますよね。
学生でキャリアコンサルタントを目指す熱意、大変素晴らしいです。
その気持ちをいつまでも持っていただきながら、社会人経験の重要性を強く認識していただきたいと思います。
なぜなら、キャリアコンサルタントは、机上の知識だけでは成り立たない、実践的な経験が不可欠な職業だからです。
社会人経験がキャリアコンサルタントに不可欠な理由
- 多様なキャリアパスの理解:
- 実際の企業での就業経験を通じて、様々な職種、業界、企業文化を深く理解することができます。
- これにより、相談者の多様なキャリアの悩みに、より的確なアドバイスを提供できるようになります。
- 社会に出ると、学生時代には想像もできなかったような、多種多様な人々に出会い、様々な働き方があることを知ります。
利害関係も生まれます。
そのような社会で人との繋がりが生まれます。
これら経験は、相談者の視野を広げる上で非常に役立ちます。
- 労働市場の実態把握:
- 労働市場は常に変化しており、最新の情報を把握することが重要です。
- 社会人経験を通じて、企業の採用動向、業界のトレンド、求められるスキルなどを肌で感じることができます。
- キャリアコンサルタントは、労働市場の最新動向を踏まえ、現実的なアドバイスをする必要があります。社会人経験は、そのための土台となります。
- 実践的なビジネススキルの習得:
- キャリアコンサルタントは、コミュニケーション能力、問題解決能力、交渉力など、様々なビジネススキルが求められます。
- これらのスキルは、社会人経験を通じて磨かれるものです。
- 企業では、上司、同僚、顧客など、様々な立場の人と関わります。これらの経験は、コミュニケーション能力を高める上で非常に役立ちます。
- 相談者への共感と信頼:
- 相談者は、自身のキャリアの悩みを抱え、不安や悩みを抱えています。
- 社会人経験を持つキャリアコンサルタントは、相談者の気持ちに寄り添い、共感することができます。
- 社会人経験は、相談者との信頼関係を築く上で非常に重要です。相談者は、経験豊富なキャリアコンサルタントに、より安心感を抱くでしょう。
- キャリアコンサルタントとしての専門性:
- キャリアコンサルタントは、様々な業界の知識を必要とします。
- 特定の業界での経験は、その業界に特化したキャリアコンサルタントとしての専門性を高めることに繋がります。
- 例えば、IT業界での経験があれば、ITエンジニアのキャリア支援に強みを持つキャリアコンサルタントになることができます。
社会人経験を積む上でのアドバイス
- 多様な経験を積む:
様々な職種、業界、企業規模の企業で経験を積むことで、視野を広げることができます。 - 主体的に学ぶ:
仕事を通じて、積極的に知識やスキルを習得しましょう。 - キャリアプランを意識する:
将来のキャリアコンサルタントとしての目標を見据え、経験を積むことが重要です。

学生のうちにできること
社会人経験を積むことが重要である一方で、学生のうちにできることもあります。
- 自己分析を深める:
自分の強み、弱み、価値観を理解することは、キャリアコンサルタントの基礎となります。 - コミュニケーション能力を磨く:
人と話すこと、相手の話を聴くことを意識しましょう。 - 情報収集能力を高める:
新聞、ニュース、書籍などから、社会や経済の情報を収集する習慣をつけましょう。
最後に
キャリアコンサルタントは、人の人生に関わる責任の重い仕事です。
社会人経験を通じて、人間性を磨き、専門性を高めることが、質の高いキャリアコンサルタントになるために不可欠です。
私自身、リーマンショック後、当時、民間資格のキャリアコンサルタント資格を取得し、工業系の営業マンから人材ビジネスへキャリアチェンジして、今日に至ります。
現在は、キャリコンサルタント資格も国家資格に昇格しています。
公共事業を受託したり、民間企業のキャリアカウンセリングに携わってきました。
ここで、思うことは、専門家や学者の本、講演などで勉強することも重要ですが、それ以上に、これまでの職業人生で学んだこと、人との繋がりで得たことが、キャリアカウンセリングに役立っていると感じます。
その中で、何か一つでもこれを聞かれたら何でも答えられるという専門性を持っていると強いと思います。
学生時代の学びを土台とし、社会人経験を通じて、素晴らしいキャリアコンサルタントになることを応援しています。

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