こんにちは。
キャリアコンサルタント佐渡治彦です。

『「上司が、あなた、やりなさい」って言うんですよ!』
と彼女は困惑して言いました。
彼女は、ある公共団体の職員で大卒15年目の総務系1年目の係長です。
彼女は上司との面談で
「人事評価の査定方法がおかしいので、改善して欲しい」と訴えました。上司からの回答が冒頭の言葉です。

彼女は、順調にキャリアを積んできて仕事内容、給料には不満もないですし、職場の仲間ともうまくいっています。
ですが、係長に昇格して責任が重くなりプレッシャーになっているのでしょうか、転職を考えるようになりました。
転職には、良い転職と悪い転職があります。
良い転職とは、キャリアアップして待遇、環境などが良くなること。
自分の本当にやりたい職に就くこと、ワーク・ライフ・バランスが保てる会社に就くことなどが挙げられます。
悪い転職とは、今の職場から逃げたい、人間関係が嫌だといったその時の感情だけで、何の将来ビジョンもなく転職してしまうケースなどです。

転職すれば、これまでの人間関係はリセットされて良いかもしてませんが、信頼関係はまた構築し直さなければなりません。
これは、転職経験がある人しか分からないですが、転職活動以上にパワーが必要です。
いわゆる、ブラック企業は別ですが、フツーの企業にお勤めならば、よく考えてみることをお勧めします。
冒頭の彼女は、上司から「人事評価の改善はあなたがやりなさい」と言われたことに対し、上司は無責任、部下の話を聞いてくれないと不満を持っていました。
しかし、ちょっと待ってください。
上司はあなたに期待しているのではないでしょうか?
上司の言葉は、一見、無責任にも受け取れます。
しかし、冗談半分にしても仕事ができない部下に「あなた、やりなさい」とは言わないでしょう。

彼女には、他の職員からもヒァリングをして、現在の人事評価の査定方法がどこが良くなくて、どうすれば今より良くなるかを具体的に調べて提案書を上司に提出することをアドバイスしました。
「期待されているのかな~」彼女は、少し笑いながら、キャリコンサルティングを終えました。

前に、人材系会社のCMで「転職、いいんじゃない!」と転職を勧めるものがありました。
もちろん、「職業選択の自由」の権利は誰にでもあります。
しかし、転職する前に、もう一度、今の仕事でやれることはないかを冷静になって、将来を考えてみましょう。
転職、仕事の選択に悩まれている、あなた。
キャリアコンサルタントに相談してみませんか?
さきっと、お悩みが解決する気づきが生まれますよ。
「ジョブ・カード制度総合サイト」https://jobcard.mhlw.go.jp/



◆『「キャリアコンサルタント」で自立する方法 国も推奨!今、最も注目の国家資格』(合同フォレスト)
Amazon amazon.co.jp/dp/4772661670
楽天ブックス books.rakuten.co.jp/rb/16311012/?l…

この記事へのコメントはありません。