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ホントに、意欲ある!?

こんにちは。
カリエーレ・コンサルタンツ、キャリアコンサルタント佐渡治彦です。

ある相談者の職務経歴書を添削しました。
中途採用の応募書類です。

職歴の要約、志望動機、自己PRが書かれています。

良くまとまっているなとう第一印象でした。
ただ、気になる点がありました。
自己PRの欄です。

この方の自己PRでは、事務系管理を希望しており、これまでの職歴で得た経験、知識を活かして、応募企業にも貢献していきたいという内容でした。
ここまでは良いと思います。

その後に、行政書士、社会保険労務士、FP資格を取得していきたいと書かれていました。
その意欲は大いに結構!!

ただ、「これまでこれら資格の勉強はしてきたの?」という質問に対しして、「していません」でした。

ウ~ン・・・・

画像1

もちろん資格取得は仕事をする上で、強みになりますし、面接にも有利に働くかもしれません。

ただ、これまで、資格の勉強もしておらず、ただ、資格取得するという意欲だけをアピールするだけはどうかな?と思いました。
また、行政書士、社会保険労務士、FP資格という3つの資格を一度に簡単に合格できるほど、試験は甘くありません。

企業の担当者は、このことを読んでどう思うでしょうか?
もちろん、資格取得に意欲があるなぁと評価してくれる人もいるかもしれません。
しかし、一方で、言い方は悪いですが、「口先だけ」「かっこつけてるだけ」と思われないでしょうか?

画像2

例えば、これまで社会保険労務士試験に3回挑戦してきて、5点足りなくて不合格でした。ですので、次回試験には必ず合格してみせます。
これなら、企業の担当者は、意欲を認めるかもしれませんね。

資格取得のアピールを否定しているわけではありません。
その意欲はスバらしいです。
ただ、余りにも非現実的なことを書いてしまうと、マイナスの印象を受け取られかねません。

現在、半年前から行政書士の勉強をしています。
次回の試験で合格するようがんばっています。
これなら、企業の担当者に意欲は通じるかもしれませんね。

やみくもに、自己PRで資格取得をしようとがんばると書いても、現在、本当に真剣に取り組んでいるか否かは、企業の担当者は、見抜きますよ。

非現実的な「資格を取得する」と自己PRを書くことは注意した方がいいですよ!

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