カリエーレ・コンサルタンツ、キャリアコンサルタント佐渡治彦です。
最近、入社4年目の20代後半の営業マンとキャリコンサルティングをする機会がありました。
その中で、気になることがありました。
彼は、入社4年目になっても、今一つ、営業の進め方に自信がないとのことです。
実績はそこそこ目標達成しています。
ビジネス本を読んだり、セミナーに参加して努力もしています。
彼らの世代は、いわゆる「マニュアル世代」かもしれません。
また、私が20代に営業をしていた30年前とは環境が違い、SNS、メールを活用した営業もあると思います。
私が20代の営業マンだった頃、トップセールスの課長から言われたことで、今でも忘れない言葉があります。
それは、「仕事のやり方」は盗め!という言葉です。
言葉は乱暴な言い方かもしれません。
しかし、非常に的を射ています。
学生時代は、テストでカンニングはしてはいけません。
しかし、社会人は仕事でカンニングをしても良いのです。
もちろん、企業秘密、特許など法的に盗むと違法な行為はやってはいけません。
ただ、日常の仕事のやり方、営業の進め方などは、誰も特許は取っていません。
どんどん身近で優秀なビジネスマンがいたら、その人の仕事の進め方をよく観察して、良いとこ取りすればよいのです。
私は、新入社員の時、先ほどのトップセールスマンの課長にお願いして、
1か月、課長の営業の同行をさせてもらいました。
そこで、顧客との交渉、提案の仕方、アポイントの取り方、商談の進め方、社内営業の仕方などを学ばさせてもらいました。
言葉を変えると、課長の仕事のやり方を「盗み」ました。
この経験のおかげで、営業目標も達成して自信がつきましたし、今の仕事に大きな影響を与えていると思います。
今の若い人はと言ってしまうと、おじさんの説教にとらえられてしまいますが、敢えて言いますと、「今の若い人は、カッコよくて賢いのですが、泥臭さがない、マニュアル通りやれるが、マニュアルから外れると何もできない」感じがします。
メール、SNSが普及して、敢えて、泥臭い営業はしなくていいかもしれません。
また、マニュアルを頼れば、そこそこの仕事はできるかもしれません。
冒頭の20代の営業マンもそんな感じでした。
もう一段階、上を目指し、自信を持つためには、優秀なビジネスマンから「仕事のやり方を盗む」ことを意識して実行してみてみることも考えてみてはいかがでしょうか。
一皮むけるかもしれませんよ!
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