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本当にやりたいことは、無くて当たり前!?

こんにちは。
カリエーレ・コンサルタンツ、キャリアコンサルタント佐渡治彦です。

20代、30代の若手のビジネスパーソンのキャリアコンサルティングをしていると
「やりたいことが分からないんですけど・・・」というお悩みをよくお聞きます。

目標達成をしていても充実感が感じられない。
周りの上司や先輩社員を見ていても将来の目標とする憧れの人物の対象が見当たらない。

このまま今の会社で仕事を続けていてよいのか?と悩み、やりたいことが分からないので転職をしてみようかなという発想になる若い人がいるようです。

世の中には、子供の頃から、医者になって難病患者を救いたい、弁護士になって正義を貫きたい、商社マンになって世界中を駆け巡りたいなどやりたいことが明確な人たちもいます。

このような人たちが、大人になって希望の職を実現したのなら、冒頭の悩みはないのかもしれません。

一方、このようにやりたい仕事に「なぜやりたいかの理由」を突き詰めていくと、なぜ、本当にやりたいのかが、自分でも分からなくなってしまうのではないでしょうか?

そして、究極的になぜを突き詰めていくと、
結局、問題は「自分がどう生きていくか」になってしまうと思います。

例えば、大金持ちになりたい、タワーマンションに住みたい、ブランドものを身に着けたい、健康で暮らしたい、素敵なパートナーと巡り合いたい、社会的名声を得たい、人から頼られたいといった社会的動物として基本的な欲求に行きづいてしまうと思います。

そう考えてみると、本当にやりたい仕事などないのではないでしょうか?
また、例えあったとしてもそれは生きたい人生を実現するための経済的な手段ではないでしょうか?

ですので、本当にやりたい仕事というのは、無くても心配ないですし、
むしろ、それが当たり前だと思います。

さらに、「自分がどう生きていくか」を突き詰めるとマズローの欲求5段階説でいうところの自己実現の欲求を多くの人が追求していくのではないでしょうか。


マズローの欲求5段階説

自己実現理論(英: Maslow’s hierarchy of needs)とは、アメリカの心理学者アブラハム・マズローが「人間は自己実現に向かって絶えず成長する」と仮定し、人間の欲求を5段階の階層で理論化したものである。

ピラミッド状の階層を成し、マズローが提唱した人間の基本的欲求を、高次の欲求(上)から並べる。

・自己実現欲求 (Self-actualization)
・承認(尊重)の欲求 (Esteem)
・社会的欲求 / 所属と愛の欲求 (Social needs / Love and belonging)
・安全欲求 (Safety needs)
・生理的欲求 (Physiological needs)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ただ、会社の面談で「将来何をやりたいのか?」の上司の問いに対し、
「やりたいことが分かりません」の回答は、ちょっとマズイでしょう。

20代、30代の若手の社員でも、少なくても会社の事業を知っているわけで、経験もしています。
何より、お給料をもらっている以上、会社の業績に貢献する義務があります。

ですので、将来の会社でやってみたいことが分かりませんと言ってしまうと、会社から「無気力」「向上心欠如」などマイナスの印象に受け取られかねません。

新入社員ならいざ知らず、入社3年目、5年目で会社でやりたいことが分かりませんという人は、
もう一度、会社の事業理解、日頃の仕事理解の見直しが必要だと思います。

自分で、やりたいことが分からない人は、一度、キャリアコンサルタントとお話してみませんか?

これまで、自分では気がつかなかった、
「気づき」に出会えるかもしれませんよ!

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