こんにちは。
カリエーレ・コンサルタンツ、キャリアコンサルタント佐渡治彦です。
今からもう30年以上前、私が新卒で入社3年目くらいの昭和時代のお話です。
私の所属する営業部の部長が新任になりました。
そして、私の課のメンバー全員で、課長主催の飲み会がありました。そこで、宴もたけなわの時、課長がメンバーに
「○○部長を男にしよう!」と号令をかけました。
参加者は、皆、会話を止めました。つまり、みんながんばって、営業業績を上げて、新任の〇〇部長の実績を作りましょう!といった意味だったのでしょう。
私は、その言葉を耳にして、一瞬、耳を疑いました。
まさに、テレビのサラリーマン出世のドラマのワンシーンのようでした。
上場企業でも「○○部長を男にしよう!」という古典的なセリフを現代でも使うのか!?、このような価値観が現在でもあるのか!?と一種、カルチャーショックでもありました。30年経った今でも、この時のことは覚えています。
確かに、仕事をしているうえで、一生懸命にやっている人を助けたいと思ったり、応援したい気持ちが湧いてくる時があります。
この人のために成果を出したいと思うこともあるかもしれません。ただ、自分の部長の業績を上げたいために、仕事をするでしょうか?
もちろん、自分のサラリーマン生活で出世していくには上司からの引き上げも考えます。ですので、私の課長の「○○部長を男にしよう!」と言うように部長の業績を上げることで、自分も出世しようと思う人もいるかもしれません。
女性活躍推進、男女機会均等が叫ばれる令和の現代「○○部長を男にしよう!」と言う人はもういないかもしれません。
そう言えば「○○部長を女にしよう!」とは言いませんね。(笑)現代は、終身雇用制度も崩壊し、会社に対するロイヤリティ(忠誠心)を昭和の時代のように誓う必要も低くなってきました。
そんな時代に、「○○部長を男にしよう!」のセリフは時代錯誤かもしれませんね。
連合の会長も女性が就任しました。
30年前と、労働環境も変わっています。
そんな今、ふと、30年前の出来事が思い出されました。皆さんは「○○部長を男にしよう!」と言われたら、何と回答しますか?
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