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それぞれのセカンドキャリア!?(その2)

こんにちは。
カリエーレ・コンサルタンツ、キャリアコンサルタント佐渡治彦です。

「まだ、子供の教育費にウン百万円、親の介護もしなくてはならない」とは、先日のブログそれぞれのセカンドキャリア!?を読んでいただいたある方の感想です。

先日のブログでは、定年退職後、60歳代、70歳代のセカンドキャリアをそれぞれ納得のいくものにしていきましょうといった内容を書きました。

ブログには人それぞれ、経済、家庭、健康状況は違うので、セカンドキャリアをこれからどのような方向に進んでいくか選択するのは、各々の判断ですとも述べました。

しかし、よくよく考えてみるとこの世代は、多かれ少なかれ親の介護や子どもの進路など家庭に悩みを持つ方が多いのではないでしょうか?
また、50代の男性の約4人に1人が結婚していないという現状でもあります。

更に、「8050問題」という深刻な社会問題もあります。
「80」代の親が「50」代の子どもの生活を支えるという問題です。
子どもの「ひきこもり」が原因です。

ひきこもりという言葉が社会にではじめるようになった1980年代~90年代は若者の問題とされていました。
その後、約30年が経過し、当時の若者が40代から50代、その親が70代から80代となり、長期高齢化しています。こうした親子が社会的に孤立し、生活困難となる深刻なケースが目立ちはじめています。

一言で「家庭の問題」と片付けてしまうのは、余りにも短絡的です。

このような社会問題にもキャリアコンサルタントは目を向けて、寄り添うような支援も必要であるとともに、行政、企業、学校等外的環境にもこのような社会問題の解決に向けて、行動していくことも重要だと思います。

難しい言葉で言いますと「アドボカシー」です。

「アドボカシー」とは、相談者のかわりになって相談者の「代弁者」となって問題解決をしようとする意味です。

私のモットーである「働き方に悩む人を、ゼロに。」に通じます

佐渡治彦 – Wikipedia ja.wikipedia.org

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