こんにちは。
カリエーレ・コンサルタンツ、キャリアコンサルタント佐渡治彦です。
「そんな会社あるわけないですよ」
ある人材会社の社長がぼやいていました。「派遣はイヤ、家から30分以内の通勤、残業時間は月5時間以内」という希望のクライアントについてです。
そのクライアントは、正社員で事務に従事していましたが、もっと良い条件の企業に勤めたい理由から、退職して、この人材会社の社長を頼ってきました。
勤めていた企業は、家からも近く、残業もほとんどありませんでした。
退職の本当の理由はわかりません。
会社での人間関係に原因あったかもしれません。そのクライアントは、簿記3級を働きながら取得したそうです。
資格を取得したことはスバらしいと思いますが、その資格を活かした業務はしていません。これまで従事してきた事務職も取り立てて、高度のスキルが要求されていたかというかと言えば、そうでもないようです。
私の周りのクライアントでも、3年くらい務めて会社を辞めるケースは、良く見られます。
現在は、働き方を選べる時代です。
今よりももっと稼ぎたいと思ったら、少しハードでも高い給料を出してくれる企業を探せば、良いと思います。ただ、今より稼ぎたいと思ったら、その金額に見合った給料のスキル、強みがないといけませんよね。
今回の人材会社の社長のお話を聞いて、最初から、正社員、残業月5時間以内で、今より高い給料を希望しているそのクライアントは、現在の労働市場を把握していないのかなと思いました。
今秋、最低賃金が31円上がるようです。
国は全国の最低賃金を1000円以上にしたい方針です。
働く側にとってみれば、最低賃金が上がることは喜ばしいことです。
しかし、先行きが不透明な現代、経営者側に立ては、最低賃金の上昇は負担が大きくなります。このよう状況の中、より条件の良い転職には、スキルアップが必要になってくると思います。
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