こんにちは。
一般社団法人カリエーレ・コムサ、
キャリアコンサルタントの佐渡治彦です。
キャリアコンサルティングをしていると、20代後半から30代前半の相談が一気に増える時期があります。
「この仕事、自分に合っているのかわからない」「転職したいけれど、何がしたいのかが見えない」「周りは前に進んでいるのに、自分だけ止まっている気がする」。
そんな声を多く耳にします。
社会人としての基礎が身につき、責任も増え、人生の選択肢が広がる一方で、将来への不安も大きくなる年代です。
SNSを開けば、同世代の成功が目に入り、焦りが加速することもあるでしょう。
でも、迷いは決して悪いものではありません。
むしろ“人生が動き出すサイン”です。
この記事では、自分に合った働き方を見つけるためのヒントを、具体的にわかりやすくお伝えします。
① なぜ20代後半〜30代前半はキャリアに迷うのか
20代後半から30代前半は、社会人としての基礎が固まり、仕事にも慣れ、ある程度の成果も出せるようになる時期です。
しかし同時に、周りの人生が大きく動き始めるタイミングでもあります。
転職してキャリアアップする人、結婚して生活が変わる人、海外に挑戦する人、起業する人。
SNSを開けば、同世代の“成功例”が目に飛び込んできます。
そんな中で、自分だけが取り残されているような焦りを感じ、「この仕事は自分に合っているのか」「転職したいけれど、何がしたいのかわからない」「もっと給料の良い仕事があるはず」と悩む人が増えます。
けれど、この“迷い”は決して悪いものではありません。
むしろ、あなたが次のステージに進もうとしている証拠です。
迷いが生まれるのは、今の自分と未来の自分にギャップが生まれたからです。
そのギャップを埋めようとする力が、キャリアを前に進める原動力になります。
② 自分に合った働き方は「10年後の自分」から逆算すると見えてくる
キャリアに迷ったとき、多くの人は“今の不満”に意識が向きます。
しかし、今の不満だけを理由に転職しても、また同じ迷いにぶつかることがよくあります。
大切なのは、未来から逆算する視点です。
10年後、どんな働き方をしていたいのか。
どんなスキルを持っていたいのか。
どんな生活を送りたいのか。
これを描くことで、今やるべきことが自然と見えてきます。
例えば、 「将来、独立して働きたい」と思うなら、今の会社で“顧客との折衝力”や“プロジェクト管理力”を磨くことが大きな武器になります。
「管理職を目指したい」なら、チームをまとめる経験が必要になります。
「専門分野のスペシャリストを目指す」にならスキル向上、資格取得などで専門能力を磨く必要があります。
未来の姿が明確になれば、今の仕事の意味が変わり、迷いが減っていきます。
逆に、未来が描けないまま転職を繰り返すと、キャリアは点のまま散らばってしまいます。
だからこそ、まずは10年後の自分を描くことが、キャリア迷子から抜け出す最初の一歩になります。
【インタビュー】一般社団法人カリエーレ・コムサ 代表理事 佐渡 治彦さん |「点を線につなげる」キャリア形成の考え方とは?

③ 自分に合った仕事のヒントは“未来”ではなく“過去”にある
「やりたいことがわからない」という悩みは非常に多いですが、やりたいことは未来に突然現れるものではありません。
ヒントは過去にあります。
子どもの頃に夢中になったこと。
つい調べてしまうテーマ。
人から褒められたこと。
苦労せずできてしまうこと。
嬉しかったこと。
時間を忘れて没頭できること。
これらはすべて“興味の種”です。
そして、ここからが大事なポイントですが、 自分に合った仕事とは「好きなこと」ではなく「自然にできること × 興味が続くこと」の掛け算で見つかります。
右利きの人が右手で箸を持つように、無理なくできることがあなたの適性です。
逆に、向いていない仕事は続けるほど消耗します。
例えば、
・人の話を聞くのが苦にならない 。
・細かい作業を黙々と続けられる 。
・初対面でもすぐに打ち解けられる。
・文章を書くのが苦ではない 。
・数字を見ると落ち着く 。
・アイデアを考えるのが好き。
・体を動かすのが好き。
・異性と話すのが好き。
・自動車を運転することが苦にならない。
・PC、スマホの操作が苦にならない。
・レシピを見ながら料理を作るのが好き。
・誰にでも、ヨイショができる。
などなど
こうした“自然にできること”は、あなたのキャリアの核になります。
さらに、キャリアは点ではなく線で考えることが大切です。
営業で培ったコミュニケーション力、事務で身についた正確性、接客で得た対人スキルなど、一見バラバラに見える経験も、組み合わせることで強みになります。
過去の点と未来の点をつなげることで、キャリアは線として見えてきます。
④ 環境は“与えられるもの”ではなく“自分の行動で変えられる”
最近は「ゆるブラック」と呼ばれる、働きやすいけれど成長実感がない環境に悩む若手も増えています。
最近は、上司がパワハラを恐れて強く言えず、若手が挑戦機会を得られないケースも多いようです。
しかし、環境は与えられるものではなく、自分の行動で変えられます。
「もっとこういう仕事がしたい」 「この業務を改善したい」
こうした小さな提案でも、組織は動き始めます。
主体的に動くことで、環境は必ず変わります。
また、AI時代のキャリアについても触れておきたいところです。
AIでエントリーシート・職務経歴書を作る求職者が増えていますが、AIが作った文章をそのまま使うだけでは意味がありません。
面接では必ず深掘りされますし、自分の言葉で語れなければすぐに見抜かれます。
AIは便利なツールですが、最終的に評価されるのはあなた自身の経験と考え方です。

【まとめ】迷ったときこそ「10年後の自分」に聞いてください
キャリア迷子は、あなたが成長しようとしている証拠です。
迷いが生まれるのは、今の自分と未来の自分にギャップが生まれたからです。
そのギャップを埋めるために、まずは10年後の自分を描いてみてください。
未来の姿が見えると、今の仕事の意味が変わり、やるべきことが明確になります。
そして、自分に合った仕事は“過去”にヒントがあります。
子どもの頃に夢中になったこと、自然にできてしまうこと、人から褒められたこと。
これらを丁寧に拾い上げることで、自分の“右手の箸”が見つかります。
環境が物足りないと感じるなら、自分から動いてみてください。
小さな提案でも、組織は必ず変わります。
キャリアは誰かが整えてくれるものではなく、自分で選び、自分でつくるものです。
迷ったときこそ、未来に目を向けてください。
キャリアは点ではなく線。
その線を引くのは、あなた自身です。
迷ったら、専門家に頼ってみませんか
キャリアの迷いは、決して一人で抱え込む必要はありません。
真剣に悩むほど視野が狭くなり、選択肢が見えにくくなることもあります。
そんなときは、専門家の力を借りることが大きな助けになります。
一般社団法人カリエーレ・コムサのキャリアコンサルタントは、あなたの経験や価値観を丁寧に整理し、未来につながる選択を一緒に見つけていきます。
立ち止まったまま悩むより、一度プロに相談することで、新しい道が開けるはずです。
次への一歩を踏み出してみませんか!
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