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きっかけより、どういうつもりで行動するかが重要!?

こんにちは。
カリエーレ・コンサルタンツ、キャリアコンサルタント佐渡治彦です。

キャリアコンサルティングをしていると、相談者の働くことへのきっかけとなる価値観は、ザックリ、大きく言って2通りに分かれると感じます。

一つは、働くことが、自分の利益につながるのことが重要という価値観。

もう一つは、自分が働くことで、社会に役に立ちたいという価値観です。


自分の利益につながることが重要という価値観の人たちの考え方は、
生活をしていく上で働くことでお金を稼ぎたい、欲しいものを買いたいので、お金が欲しいから働くといった考え方です。

一方、自分が働くことで、社会に役に立ちたいという価値観の人たちは、自分の利益というよりも、世の中を少しでも良くするために、社会のために働きたいというきっかけで働きたいという価値観の強い考え方の方々です。

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これらの価値観を一言でイメージするならば、私利私欲が重要で働くという価値観と社会貢献が重要だという価値観でしょうか。

ここで私利私欲が重要な価値観という人たちと表現しましたが、例え、働くきっかけが私利私欲の価値観が強くても、突き詰めていくと、最終的には社会貢献に突き当たると思います。

なぜなら、自分の利益は、自分の勤める会社の利益が上がらないと増えないからです。

会社の利益は、いかに社会に受け入れられて、社会貢献できるような製品、サービスなどを提供しなければ成り立たないです。

自分の利益を追求すると必然的に、企業、社会の役立つことを提供して、社会的に需要がなければ成立しないのです。

もちろん、いかがわしい霊感商法やマルチビジネスなどは、別でしょう。

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昨今、SDGsやLGBTQなど社会の多様性を意識したワードが注目されています。

社会の多様性を意識したビジネスを展開する企業も多く見られます。

これらの流れは、良いことだと思います。
これまで、意識されず、見逃されがちだった価値観や社会が本来、やらなければならない分野を企業がビジネス展開することで、利益を上げて、更には社会貢献つながるならばです。

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ただ、気になるのはこうしたSDGsやLGBTQを流行とかファッションとして捉えている人たちが、一定数見かけられることです。
周りがやってているから乗り遅れないように、取り敢えず、やっておきましょうかという考え方です。

だからと言って、始めるきっかけはさほど問題にはならないと思います。
最初は、流行やフアッションで始めたとしても、本当に、SDGsやLGBTQのために、何か製品やサービスを提供して社会貢献につながれば良いのです。

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冒頭の働くことのきっかけの価値観が、私利私欲が重要で働くという価値観と社会貢献が重要だという価値観と2通りあっても、突き詰めて、考えると社会貢献は必然的に必要だということにも似ています。

働くことのきっかけもSDGsやLGBTQに取り組むきっかけも、極論、何だってってだって良いと思います。

重要なことは、要はそのきっかけから、今後、継続的にどういうつもりで行動していき実現させることだと思います。

社会正義(ソーシャル・ジャスティス)キャリア支援の何をやるかそのものよりも、どのようなつもりでやるかの方が、重要という「スタンス」にも通じると考えます

参考文献:社会正義のキャリア支援 下村英雄著

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