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管理職の憂鬱!?

こんにちは。
カリエーレ・コンサルタンツ、キャリアコンサルタント佐渡治彦です。

「こんな売上で、給料支払ってもらえると思うなよ!」
「売れるまで、会社に戻ってくるな!」

これらは、約15年前に勤めていた外資系の設備系の会社の営業マンだったころ、ジェネラルマネージャー(GM)から浴びせられていた言葉です。

外資系の会社というと、実力主義でスマートなイメージがあるかもしれませんが、私のいた会社は、まさに泥臭く、いかに上司(GM)に気に入られるか社内営業がうまい人たちが、会社に認められる雰囲気でした。

今ですと、冒頭の言葉を上司が部下に言ったら、パワハラになるでしょうね。

*因みに、このお話は15年前のことであり、現在は、GMも変わっており、現在はこのような雰囲気であるかどうかは定かではありません。
念のためお伝えしておきます。

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その頃、「パワハラ」という言葉は世の中に浸透しておらず、このGMのように、地位や優位性を利用して、部下に罵声を浴びせる上司は、珍しくなかったです。

当時、リーマンショックで製造業界は大打撃を受けて、受注は大幅に減少しました。
企業は設備投資を控えるようになったのです。
私は、毎月1000万~2000万円の受注額、どんなに悪くても500万円だった営業成績も、100万円以下に落ち込むことも出てきました。

これでは、会社も営業パーソンに給料を支払いたくないわなぁと思いながら私自身も、GMの罵声に耐えていました。

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もっと、過激で営業パーソンが恐れていたのは営業会議です。

社長から、予算未達の際は、なぜ、売れないのか?徹底的に、これまでの営業行動を追及されました。
これを「吊し上げ会議」と営業パーソンは恐れていました。
誰かが、「生贄」になって、目標未達の理由を追及され吊し上げ状態にさせるのです。
孤立無援で一方的に社長から責められるのです。

リーマンショックで企業の投資が激減しているとは理由になりません。
受注が激減しているなら、他の企業が投資しているマーケットを探せと責められます。

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リーマンショックから約15年が過ぎました。

経済は一旦、回復した兆しはありましたが、
今度は、2020年からコロナ禍で世界中の経済がおかしくなりました。
ウクライナ危機も要因ですね。
今は、円安の問題もありまね。

今の若いビジネスパーソンたちに、「パワハラ」「マタハラ」「セクハラ」という言葉なかった時代のように罵声を浴びせられたら、きっと会社を辞めるか、労働局に訴えに行くでしょうね。

「パワハラ」「セクハラ」防止法もできて、中小企業にも適用されています。

時代は変わったものだなぁとつくづく思います。

また、若い社員が罵声を浴びせられることは少なくなった一方で、管理職は「バカヤロウ!」と一言、言いたいときも、パワハラを気にして、グッと堪えて、若手の指導しなければなりませんよね。

「バカヤロウ!」と言えない管理職のみなさんこそ、キャリアコンサルティングで、日頃の不満を話してみませんか?

案外、人に話すとスッキリしますよ。

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