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フーリーの「5つの質問」

こんにちは。
カリエーレ・コンサルタンツ、キャリアコンサルタント佐渡治彦です。

先日、下記2つのブログを書きました。
社会正義(ソーシャル ジャスティス)のキャリア支援の現代の代表的な研究者、トリストラム・フーリーの考え方です。

「キャリア」はエリートのためだけではない
https://note.com/haru0706

0715/n/n46de5ea84fe9
自己実現できる社会に★社会正義(ソーシャルジャスティス)のキャリアコンサルタントの役割
https://note.com/haru0706

0715/n/n7e790be6203b

要約するとキャリアはエリートだけのものではなく、誰もが自己実現できるように、社会正義(ソーシャルジャスティス)のキャリアコンサルタントは努めていこうという内容です。

そのフーリーが、社会正義(ソーシャルジャスティス)のキャリアコンサルティングにあたり「5つの質問」を提起しています。

この質問を考えることで、クライアントは将来のキャリアの考えを深め、
将来を切り開くことができるとフーリーは述べています。

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「5つの質問」とは、以下の通りです。

① 私は何者か(Who am I?)

② 世の中はどのように動いているのか(How does the world work?)

③ 私は世の中のどこに属するのか(Where do I fit into the world?)

④ 私は世の中の他の人とどう生活していくのか
(How can I live with others in the world?)

⑤ 私は世の中を変えることにどう取り組むのか
(How do I go about changing the world?)

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「5つの質問」について解説したいと思います。
どれも、堅苦しいというか、すぐに答えられる人はいないでしょう。
ひとまず、解説します。

① 私は何者か(Who am I?)

この意味は「自己理解」です。
一般的には、自分がどのような職業に興味、関心があるのかよく理解するということです。
フーリーが独特なのは、働く世の中の理解、職業や産業の理解、業種や職種などに関する理解までを含めて考えていることです。

② 世の中はどのように動いているのか(How does the world work?)

普通の職業理解だけではなく、もっと広い世の中全体の仕組み、また、そこに至る歴史的な理解を含めています。
社会全体に対する意識、社会観、さらには歴史観を考えることが重要だということです。

「5つの質問」はどれも、外国人の発想で質問しているので、日本人にとって、取っ付きにくい質問の仕方だと思います。
また、この質問をして、よほど考えがまとめることができるクライアントではなければ、直ぐに答えられないでしょう。

この質問をダイレクトにキャリアコンサルティングに使用しては、クライアントは回答しずらいと思います。

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ですので、その場その場で変えて、「5つの質問」のエッセンスを入れた質問をした方がいいと思います。

例えば、② 世の中はどのように動いているのかは、「あなたのしたい仕事はどう社会に役立っていると思いますか?」「あなたの仕事は、これまでどんな時に役立ったと思いますか?」と嚙み砕いて質問したほうがいいと考えます。

次回は、残りの③ 私は世の中のどこに属するのか④ 私は世の中の他の人とどう生活していくのか⑤ 私は世の中を変えることにどう取り組むのかについて解説します。

参考文献:「社会正義のキャリア支援」図書文化社・下村英雄著

◆『「キャリアコンサルタント」で自立する方法 国も推奨!今、最も注目の国家資格』(合同フォレスト)
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amazon.co.jp/dp/4772661670
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books.rakuten.co.jp/rb/16311012/?l

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