こんにちは。
愛知労働局・訓練受講希望者等に対するジョブ・カード作成支援推進事業
キャリアコンサルタント佐渡治彦です。
最近、20歳代後半~30歳前半のクライアント、特に男性とキャリアコンサルティングをしていると、「親離れ」してるのかな?と思うことがあります。
転職、進路の相談の際、必ず、クライアントにお聞きすることがあります。
「何故、今の職に就いたのですか?」という質問です。
面白そうだったから、その業界に興味があったから、インターンで興味を持てたからなどそれぞれ答えてくれます。
その回答の中で、気になる回答に「親が勧めたから」という回答があります。
もちろん、親は一番子供のことを知っており、世の中で、最も信頼のおける人でもあります。
ですので、就活の際、親の意見を参考にして、親の勧める会社、職種に進んだということは、決して間違いではないでしょう。
しかし、社会人になって5年くらいしてもまだ、自分の進路の選択に「親の意見」がプライオリティの一番高い影響を与えていると思われる人がいます。
いかがなものでしょうか?と思います。
家業を継いだり、縁故で入社した人たちは、親の意見の影響も大きいでしょう。
しかし、親と今の仕事が何の関係もない場合、進路の選択を仕事の内容を知らない親の意見を委ねるのは、「親離れ」していないのではないのでしょうか。
5年間の社会人経験で仕事、プライベートを通じ様々な人たちとも出会い、親以外にも進路の選択に大きな影響を与える人たちはいるのではないでしょうか。
一方で、20歳前半~30歳代前半の親の世代は、バブル崩壊、リーマンショックでつらい経験をした人が多く、サラリーマンをしてつらい思いをするくらいならば、自分の好きなことをして生きていきなさいという親もいるようです。
「好きこそものの上手なれ」と言われるように、自分の好きな分野を極めて
メジャーリーグの大谷翔平選手や将棋の藤井聡太棋士のようになって欲しいという思いかもしれません。
確かに、好きなことをして生きていくことは正論でしょう。
しかし、これからのアフターコロナ社会、IT、AI化社会、終身雇用が崩壊した現代を考えると、好きなことをして生きていくという抽象的、近視眼的な考え方だけで将来を進んでいくことは、これからの時代に沿った方向性とは思えません。
好きなことをして生きていくという考え方だけでなく、社会の課題を見つけ出しそれを解決する創造性を持って仕事に就くこと、その上で、好きなことをして生きていくのはアリだと思います。
親以外に相談する人がいないという方、キャリアコンサルタントとお話ししてみませんか?
きっと、自分の進路の選択に新たな「気づき」が生まれますよ。
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