こんにちは。
カリエーレ・コンサルタンツ、キャリアコンサルタント佐渡治彦です。
中国のアニメ業界の発展が目覚ましいです。
中国は、国策でアニメ業界に力を入れてきました。
企業への税制優遇などが行われ、ここ10年くらいで、中国のアニメ企業は
世界の最先端に成長しているそうです。
映画の本場、ハリウッドでも中国企業の協力がなければ、映画の制作はできないと言われているそうです。
また、10年前までは、日本のアニメ業界が、人件費の安い中国を下請けに使っていましたが、現在は、立場が逆転しており、安くてキッイと言われた日本のアニメ業界は、中国から仕事を受けているそうです。
コンテンツについても、10年前までは、日本やアメリカのキャラクターの
模倣が多かったですが、現在では、中国のオリジナルのキャラクターも支持を受けており、テーマパークまで作られています。ただ、作品の内容については、中国政府からの検閲があり、国策に反した
作品は、上映できなと言われています。日本でも、映倫の審査がありますが、表現の自由は中国に比べれば、恵まれていると思います。
アニメーターのキャリコンサルティングは、したことがないのですが、
例えば、自分の制作したい作品を国から認められず、制作出来ないことに
悩む人はいないのだろうか?と思いました。
日本人のアニメーターならば、こうしたジレンマに悩む人はいるのかもしれませんね。中国のアニメーターは、悩む人いるのでしょうか?
そもそも中国にキャリアコンサルタントは、存在するのでしょうか?
個人の価値より国家の価値が優先される国に、キャリアコンサルタントの
活動の外的環境に代弁者としての役割、「アドボカシー」は存在はするのだろうか?と素朴な疑問がわきました。香港は、香港国家安全維持法(国安法)により、「一国二制度」は形骸化されました。
私の以前の職場に中国人の同僚がいました。
「日本で、橋本首相(当時)のバカヤローと言っても逮捕されませんが、
中国で江沢民国家主席(当時)のバカヤローと言ったら牢屋行きです」と
言っていた彼の言葉が思い出されました。
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