こんにちは。
愛知労働局・訓練受講希望者等に対するジョブ・カード作成支援推進事業
キャリアコンサルタント・佐渡治彦です。

現在、専門実践教育訓練、特定一般教育訓練、更には、まだ発表されていませんが1月から募集開始が始まる高度人材育成コースなどの訓練をご検討されている方がいらっしゃると思います。

訓練は4月開講が多いので、これから願書を出す方もいると思います。

これら訓練は、所定の条件をクリアすれば、給付金などが支給されます。

専門実践教育訓練では、教育訓練費の最大70％まで支給されます。
高度人材育成コースでは、全額、受講料が支給されます。

支給申請などをするには、ハローワークさんが指定する書類を管轄のハローワークさんに提出することが必要です。

その書類の中に、ジョブ・カード作成して管轄のハローワークさんに提出することが必須です。

愛知県では、専門実践教育訓練などを受講し、給付金を希望される方は、訓練対応キャリアコンサルタントとジョブ・カードを基に訓練前キャリアコンサルティングを1時間半位受けてもらい、ジョブ・カードを作成します。

キャリアコンサルティング終了後、訓練対応キャリアコンサルタントが、ジョブ・カードにコメントを書きます。

これでジョブ・カードを作成したことになるので、このジョブ・カードを管轄のハローワークさんに提出します。

よくお問合わせである質問が、訓練前キャリアコンサルティングで「給付金の支給がこれで判断されるのか？」「学校の合否を判断されるのか？」という内容です。

結論から申し上げますと、訓練対応キャリアコンサルタントが、給付金の支給合否の判定をすることはありません。

給付金などの財源は、雇用保険つまり、国費が使われています。

そのため、訓練希望者が真剣に訓練を受講する意思・意欲があるか事前に確認しなければなりません。
また、訓練を受講するうえで、不安をお持ちの方もいらっしゃると思います。

私たち、訓練対応キャリアコンサルタントは、皆さまが本当に訓練を受講する意思・意欲があるのかを確認して、更に、訓練を効果的、意欲的に受講してもらえるようなアドバイス、不安を取り除くアドバイスをする役割があります。

そして、訓練前キャリアコンサルティングの結果をジョブ・カードにコメントとして書いて、訓練を受ける前の参考にしていただきます。

また、このコメントは、労働局さん、ハローワークさんが、給付金の支給、受講料決定の判断材料に使用します。

ですので、訓練前キャリアコンサルティングを受けるときは、合否の決定に影響するから良いことばかり言わなければばならない、改まって構えて受ける必要はないのです。

リラックスして訓練を受ける意志、意欲を語ってもらえればよいのです。
また、訓練を受講する上で、不安があればキャリアコンサルタントに相談してください。

ただし、必ず訓練対応キャリアコンサルタントは、訓練を受ける動機、訓練を受けた後、どのような働き方をしたいのかをお聞きします。

ジョブ・カードに記入したことを基に、自分の言葉で言えるようにしていてくださいね。
もちろん、分からないことはキャリコンサルタントと相談してもらってもかまいませんよ！

また、面談時間が1時間半しかありません。
出来るだけ時間を有効的に使いたいので、ジョブ・カードは、白紙、１～2行だけ記入ということは避けてくださいね。

何度もハローワークさんに足を運ぶのは大変ですよね。

この訓練前キャリアコンサルティングを受けるには、予約が必要です。

4月開講だから、まだ時間があるからいいなと思いっているかともいらっしゃると思います。
その考えは、改めて欲しいです。

1月、2月、3月は予約が殺到します。
ハローワークさんの相談室も満席となり、ご希望の日時に予約が取りずらくなります。

訓練を受講する意思があるのならば、出来るだけ余裕のあるこの時期に予約されることをお勧めします。

私たち、キャリアコンサルタントは訓練を受講する皆さまの、応援サポーターと思ってください。

応援しています。

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「ジョブ・カード作成支援予約サイト」http://jobcard.work/
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