こんにちは。
カリエーレ・コンサルタンツ、
キャリアコンサルタント佐渡治彦です。
プロ野球は交流戦が終わり、中盤戦に突入します。
地元の中日ドラゴンズは、落合監督時代の常勝チームの印象は過去の話となり、ここ何年も低迷が続いています。
今年も最下位が定位置となっています。
そのような中、ドラゴンズにも一筋の光が見えます。
細川成也選手の活躍です。
細川選手は、昨年まで、横浜DeNAベイスターズの選手でしたが、現役ドラフトという新たな制度で今年、ドラゴンズに移籍しました。
現役ドラフトとは、各球団でチャンスが掴めず、実力があっても活躍できない選手を他球団への移籍により、再生させようと選手にチャンスの機会を与える制度です。
細川選手は、ベイスターズ時代6年間で6本のホームランしか打てませんでした。しかし、ドラゴンズに移籍して3か月で9本のホームランを打ち、月間MVPまで受賞しました。
今では、レギュラーとなり4番を任されています。
こうしてドラゴンズで活躍しているのは、ベイスターズで芽が出ず、ドラゴンズで活躍しなければ、プロ野球選手の道が閉ざされるという危機感から、今まで以上に実のある練習をした本人の努力があったからでしょう。
こうした不断の努力から成果を出したことは立派だと思います。
一方、それに加え、和田打撃コーチの指導方法も効果があったと思います。
ベイスターズ時代、細川選手は一発長打力はあったそうですが、確実性が低かったそうです。
和田打撃コーチは、細川選手のバッティングフォームを見て、ボールを確実に捉えるよう徹底的に指導したそうです。
和田打撃コーチの的確な指導が細川選手に合ったのでしょう。
アドバイスを実践して、ホームランを打てるようになったそうです。
細川選手は、今では、ドラゴンズに欠かせない4番バッターに再生しました。
この成功例はプロ野球のお話ですが、企業で働くビジネスパーソンにも当てはめることができると思います。
私が現在、携わる就職氷河期世代の支援においても、細川選手のように、これまで思うように実力が発揮できなかったり、チャンスに恵まれなかったビジネスパーソンはいるはずです。
しかし、チャンスを掴むことにより、これまでとは違ってビジネスで活躍できる可能性もあるはずです。
もちろん、チャンスをものにするには、情報収集、行動力、日ごろのスキルアップなどの努力も必要です。
また、和田打撃コーチのような的確なアドバイスしてくれる人物がいると心強いでしょう。
和田打撃コーチの役割にあたる人は、キャリアコンサルタントになるかもしれませんね。
また、会社の先輩社員、上司もその役割でしょう。
就職氷河期世代の皆さん、チャンスを掴め!!
ファイト!
佐渡治彦 – Wikipedia ja.wikipedia.org
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