こんにちは。
カリエーレ・コンサルタンツ、キャリアコンサルタント佐渡治彦です。
現在は、転職が当たり前の時代と言われています。
「転職しました」と言われても、特別、珍しい話でもなくなってきました。転職も前向きに捉えられるイメージになりつつあります。
CMでも人材会社が「今が、転職の時!」と転職を煽っています。しかし、私が新卒の頃の約30年以上前は、まだまだ、転職する人は、堪え性の無い、長続きしない人という、どちらかと言うと、ネガティブなイメージを持つ人がほとんどでした。
私も、新卒で入社した専門商社を3年で転職しました。
何故、転職したかというと、当時、円高で日系企業は海外に工場を進出していて、私もいずれ、海外勤務が予想されていました。
海外勤務を希望している人にとっては、ラッキーなのでしょうが、私は国内で働きたく、海外勤務は、嫌でした。今、振り返ってみると、若いうちに海外勤務の経験をしていた方が、視野も広がり、現在の仕事とは違うことをしていたかもしれないと思うことがありますが、特に転職したことに後悔はしていません。
当時の、私は、どうしても海外勤務をしたくありませんでした。
当時、知人、友人などに転職の相談もしましたが、そのほとんどが「転職はやめた方がいい。日本では転職者はいい加減な人と見られる」といった意見でした。
確かに、当時の転職した人たちのイメージは、サラリーマンとして堪え性の無く、嫌なことが有ったら直ぐにやめる人たちのイメージが私にもありました。
しかし、30年後、衰退産業から成長産業への労働移動は当たり前になり、国も推奨しているくらいです。
むしろ、転職して収入を増やすキャリアアップの手段として捉える人もいます。
今の若い人たちから、転職するかどうか相談されることがあります。
私は、入社2~3年の人で漠然と今の会社が嫌で転職したいという人には転職を積極的に勧めません。
今、働いている企業でも、自分の興味のある仕事があり、まだまだ、今の職場でやれることがあるかもしれないからです。だた、自分のやりたい仕事があり、専門性を身につけている人には、キャリアアップするならば、転職を肯定することもあります。
現代は、世の中の変化がとても速い時代です。
特にIT業界は、凄まじい速度で進歩しています。
今日、最新だったモノや情報が、直ぐに時代遅れになってしまいます。
今後、どのような社会になっていくのか混沌とした時代でもあります。このような時代に、若いうちに様々な分野の仕事をしておき、将来の糧にする考えもアリでしょう。
転職が当たり前の時代になりましたが、採用する企業からすると、誰でも良いから採用する企業は少ないでしょう。
転職するならば、自分の強み、何ができるのか、何をしたいのかをよく考えてからした方が良いと思います。
自分の人生です。
悔いの無い選択を!
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