こんにちは。
カリエーレ・コンサルタンツ、キャリアコンサルタント佐渡治彦です。
先日、私の地元、愛知2区の国民民主党の衆議院議員、古川元久氏の
国政報告会に参加しました。
古川氏は、現、党の国会対策委員長、旧民主党時代、国家戦略担当大臣を歴任されています。
古川元久 – Wikipedia
因みに、私は支持政党はありませんが、地元の知人のつながりで,、参加しました。
国政報告会で、私の携わる労働局のある事業で、キャリアコンサルタントを導入できる政策はできないか?といった内容の質問をしました。
この質問に対し、古川氏は
「まだ、キャリアコンサルタントは、社会的に認知不足なので、
そこまで政策に反映させるのは、難しい。
しかし、積極的にキャリアコンサルタントの周知活動をしていけば、
国もいつかは考えるかもしれない。
現在は、転職が当たり前な社会になり、労働者の移動が頻繁に行われているので、キャリアコンサルタントの役割は、必要になってくるだろう。」
との回答をもらいました。古川氏のキャリアコンサルタントに対する見識はどれだけあるかは、
分かりませんが「キャリアコンサルタントに期待しているよ!」といったメッセージだったのではないかと、私は勝手に解釈しました。
日本の「社会正義のキャリア支援」研究の第一人者、
独立行政法人労働政策研究・研修機構(JIPT)キャリア支援部門副統括研究員、下村英雄氏にこの話をしたところ、このような活動は、まさにアドボカシーであるとのことです。
アメリカでは、このような活動が現実に根付いているそうで、学会などでは、議会や議員への働きかけをホームページで公開していているそうです。「アドボカシー」とは、日本語で「組織への働きかけ」「環境への働きかけ」といった意味の機能や目的と捉えることができます。
「代弁者」という意味もあります。下村氏が唱える日本での社会正義(ソーシャルジャスティス)のキャリア支援の3つの実践、「深い意味でのカウンセリング」「エンパワメント」そして「アドボカシー」があります。
【参考】
社会正義のキャリア支援・3つの実践 Vol.3【アドボカシー】
https://note.com/haru07
060715/n/n9c3f1248c89e
社会的・政治的アドボカシー
https://note.com/haru070
60715/n/n308fd7bc0a84
古川氏は今は、コロナ対策と間近に迫る衆議院選挙のことで頭がいっぱいのようでした。
しかし、まだ社会的認知度の低いキャリアコンサルタントについても、
丁寧に回答していただけました。古川氏には、機会があれば、社会正義(ソーシャルジャスティス)のキャリア支援についての感想、考えをお聞きしたいと思いました。
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