こんにちは。
カリエーレ・コンサルタンツ、キャリアコンサルタント佐渡治彦です。
6月10日(金)に「キャリアコンサルティング理論と実際」6訂版の出版記念セミナーに参加しました。
講師は、
独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)
キャリア支援部門副統括研究員、下村英雄氏です。
キャリアコンサルタントのバイブルとして、キャリアコンサルタント資格を受験した人ならば、一度は手にしたことのあるこの著書は、初版は2010年です。
6訂版は「日本のキャリアコンサルタントの父」と言われる木村周氏【労働省(現厚生労働省)に入省後、筑波大学教授】と下村氏の共著です。
木村氏は残念なことに昨年、ご逝去され、6訂版の完成を見ることはできませんでした。
筑波大学大学院の教え子である下村氏が木村氏の遺志を託され、6訂版は完成されました。
本書はキャリアコンサルタントとして知っておくべき、「法律」「歴史」「理論」などがまとめられています。
副題には「専門家としてのアイデンティを求めて」とあるように、激動する現代に、何故、キャリアコンサルタントが必要とされるのかをセミナーで知ることができました。
6訂版は、大幅な改定がされていますが、特に注目すべきと思うのは、「多文化・社会正義論」が加筆されたことです。
このブログでも「社会正義(ソーシャルジャスティス)のキャリアコンサルティング」について何回か書いていますが、今回、6訂版で「多文化・社会正義論」加わったことで、よりこの考え方が普及することが期待されます。
下村氏は、世界の潮流と言われる社会正義(ソーシャルジャスティス)のキャリアコンサルティング研究の第一人者で、著書「社会正義のキャリア支援」もあります。
拙著「キャリアコンサルタント」で自立する方法でも、社会正義(ソーシャルジャスティス)のキャリアコンサルティングを紹介しており、下村氏にご指導を受けました。
セミナーでは、社会正義(ソーシャルジャスティス)のキャリアコンサルティングは、いつ頃、日本社会に普及、定着しますか?という質問をしようと思いましたが、聞きそびれてしまいました。(笑)
いずれにしても、内容の濃いセミナーでした。
下村さんのわかりやすい解説と優しいお人柄tがうかがえました。
ありがとうございました。これからもご指導よろしくお願いします。
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