こんにちは。
カリエーレ・コンサルタンツ、キャリアコンサルタント佐渡治彦です。
転職活動をしているクライアントで、採用面接で、大きな悩みは、
就業していない空白期間、「ブランク」をどう回答するかです。「ブランク」は、転職活動で大きなマイナスの要因の一つです。
何か説得力のある「ブランク」の理由があれば、それはそれで企業も認めるでしょう。
例えば、「病気の治療をしていた」「親の介護をしていた」「国家資格取得を目指すために勉強していた」「アルバイトをしていた」等、相手が納得する理由です。
一番、企業が嫌うことは、目的もなく何もせずにぶらぶら過ごしていることです。
もちろん、長い人生の中で、休憩は必要かもしれませんし、偶然に自分に
合った仕事に巡り合うことはあるかもしれません。
ですが、一般的に企業との面接の際に、意味のない「ブランク」は、
マイナスイメージと捉えられたほうが良いでしょう。
正社員に採用されなかったため「ブランク」を埋めておく理由で、
アルバイトや派遣で働いていたというのもアリだと思います。アルバイト、派遣で仕事をして、新たに仕事の視野が深まったなどと
回答すれば、企業も納得するでしょう。
あと、資格取得に向けて勉強をしていたも一つの回答だと思います。
ただ、資格と言っても、講習を受けて直ぐに合格できる資格もあれば、
1年以上、勉強しなければ受からないような国家資格もあります。
資格の内容をよく理解しておきましょう。もし、本当にその国家資格を取得して、希望の職種に就きたいという意思があれば、例え、不合格であってもそれはそれとして言える内容だと思います。
一番、回答に困るのは、本当に何年間も何もしなくて、ぶらぶらしていた人です。
そういう人たちには、今から「本を読むこと」「人に会うこと」を
アドバイスしています。マンガだけではだめですよ。
自分の興味のある分野、これから就きたい業界、業種の本です。
とにかく、深堀して、この分野なら何を聞かれても答えられるように
理論武装しておくのです。また、働いている人に会って、様々な仕事について聞いてみるのです。
「本を読むこと」「人に会うこと」により、自分の価値観を知ることができます。
自分の頭で考えることより、これからの方向性を見出すことができます。
そして、次への一歩の行動に移すのです。
決して「ブランク」があるから就職を諦めるなどと考えるのではなく、
今から「ブランク」を埋めよう!!という気持ちで捉えてくださいね。
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