こんにちは。
カリエーレコンサルタンツ、キャリアコンサルタント佐渡治彦です。
厚生労働省は、教育訓練給付の対象となる「専門実践教育訓練」の令和4年4月1日付け指定講座を決定しました。
今回、新規に指定する講座は、デジタル技術の進展を踏まえたニーズに応じた人材育成を行う第四次産業革命スキル習得講座や、介護福祉士、看護師などの資格取得を目標とする養成課程など計175講座です。
また、働きながら学びやすくする観点から、オンライン講座や夜間、土日の講座の充実も図っているところであり、オンライン講座は19講座、夜間講座は14講座、土日講座は23講座をそれぞれ新たに指定しました。
専門実践教育訓練給付の対象となる講座は、これまでに指定したものを合わせると、令和4年4月1日時点で2,627講座となります。
【専門実践教育訓練指定講座】
○ 令和4年4月1日付け指定講座 新規175講座
(再指定353講座※1)
○ 令和4年4月1日時点の給付対象講座数 2,627講座
(令和4年4月1日までの累計新規指定講座数 4,441講座※2)
※1令和4年3月末で3年間の指定期間を満了する講座のうち、再指定を受けた講座の数。
※2平成29年4月の給付対象講座と平成29年10月以降当期までに新規指定された講座の総数。【類型別内訳】
※以下( )内の数は令和4年4月1日時点の給付対象講座数
1 業務独占資格又は名称独占資格の取得を目標とする養成課程
(介護福祉士、看護師、美容師、社会福祉士、保育士、歯科衛生士など) 97講座 (1,614講座)
2 専門学校の職業実践専門課程及びキャリア形成促進プログラム
(商業実務、衛生関係、工業関係など) 37講座 (672講座)
3 専門職学位課程
(ビジネス・MOT、法科大学院、教職大学院など) 7講座 (93講座)
4 大学等の職業実践力育成プログラム
(特別の課程(保健)、正規課程(保健)など) 22講座 (153講座)
5 一定レベル以上の情報通信技術に関する資格取得を目標とする課程
(シスコ技術者認定CCNPなど) 0講座 (3講座)
6 第四次産業革命スキル習得講座
(AI、データサイエンス、セキュリティなど) 12講座 (92講座)
7 専門職大学等の課程 0講座 (0講座)
これら専門実践教育訓練を受講の際、一定の受給要件を満たす方が、厚生労働大臣の指定を受けた教育訓練を受講・修了した場合に、その費用の一部が教育訓練給付金として支給されます。
教育訓練給付金を受給するには、ジョブ・カードを使用した訓練前キャリアコンサルティングを受けることが必須です。
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