こんにちは。
カリエーレ・コンサルタンツ佐渡治彦です。
転職活動のキャリアコンサルティングをしていると、自己PRに苦労されている方がいらっしゃいます。
なかなか自分のことを改まって、アピールすることは日常生活で話すことは無いですよね。
しかし、就活の際は、自己PRは重要になります。
特に面接では、面接官は、この人に本当に仕事を任してもいいのかを自己PR を判断の材料とします。これまで社会人として、どのように仕事に取り組み、どのような成果を出して業績に貢献してきたかを具体的に言えるようにしていくことは、自己PRにもつながります。
先日、ある営業職希望のクライアントに自己PRをしてもらいました。
こんな内容でした。
「クレームが発生して、翌朝、お客様(遠方)の所に伺い手直しをして、社長(お客様)からその迅速な対応が評価されました。信頼を築くことができたことに営業の喜びを感じました。このようにお客様との信頼構築ができます。」と自己PRをしました。
この行動はスバらしいと思います。
お客様との信頼構築は営業職には必須なので、この点をアピールすることは正解だと思います。
しかし、これだけの内容では、自己PRにはいささか不十分だと感じました。
この内容ですと、単なる感想文に捉えられてしまいます。
まず、迅速なクレーム対応で、お客様の社長から評価され信頼を築いたことはスバらしいことです。
しかし、信頼されただけで仕事は終わりでしょうか?この方は営業パーソンでしたが、営業である以上、売上、利益をUPさせることが仕事です。
また、どうしてクレームになったかの原因究明をして、再度、同じクレームを起こさないよう対策を練ることも仕事でしょう。
この自己PRに少しアドバスしました。
「顧客から、クレームを迅速に対応したことが評価され信頼関係の構築でき、新規プロジェクトの受注を獲得することができました。
その結果、前年度比○○%の売上UPにつながりました。
クレームも品質管理部と相談し、○○が原因であることを究明し、以後、○○をする対策によりクレームが無くなりました。
こうした顧客との信頼関係構築より業績を伸ばした経験を活かして、貴社の〇〇事業の〇〇を〇〇して展開していき、目標達成することで業績向上に貢献することができます。」
どうでしょうか?
この内容ならば、営業パーソンとしての具体的な行動、実績、これからの取り組む姿勢が分かると思います。
なかなか、一人で考えていても自己PRはまとまらないかもしれません。
そんな時は、キャリアコンサルティングを受けてみましょう。なごやキャリア・コンサルティングセンターでは、愛知わかものハローワークを利用されている概ね34歳以下の方を対象に、キャリアコンサルティングを実施しています。
もちろん、履歴書・職務経歴書の書き方や自己PRや志望動機のアドバイスもしますよ。
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