こんにちは。
カリエーレ・コンサルタンツ、キャリアコンサルタント佐渡治彦です。
40~50代のシニア世代のキャリアコンサルティングをしていると
「学歴コンプレックス」を抱いていると思われるような方と出くわすことがあります。仕事をがんばってきて、立派な実績も残しているのに
「私には学歴が無いですから」とおっしゃいます。謙遜しているとも受け取ることが出来ますが、お悩みをお聞きしていくと、どうしても「学歴」にこだわってしまう方がいらっしゃいます。
私は、社会に出れば「学歴」だけで仕事が出来るわけでないですし、仕事への取り組み方、実力が勝負だと思うので「学歴」にそんなにこだわる必要はないと思います。
高卒で素晴らしい業績を上げている方は、いくらでも見てきています。
もちろん、官僚の超エリートになるには東大法学部卒が必要になるかもしれませんが、そんな世界はごく一部の世界だと思います。
最近は、官僚を辞める人が多くなっているようですが。私が、キャリアコンサルティングでこのように言っても、なかなか「学歴コンプレックス」を取り除けない方には、「大学院」に進学する提案をする時があります。
現在は、社会人になって「大学院」に入学することは、さほど、難しくありません。
ペーパーテストはなく、主に入学試験は論文と面接です。
学ぼうとする意欲が重要です。「学歴ロンダリング」と揶揄されることもありますが、最終学歴にそんなにコンプレックスを抱くなら「大学院」で学び直しが有効だと思います。
有名な例では、プロ野球の現巨人軍の桑田コーチは、高卒ですが、社会人入試枠で早稲田大学大学院スポーツ科学研究科修士課程で修士(スポーツ科学)を取得しています。
桑田氏は、ご存知のようにプロ野球で大活躍していますので、単純に比較できないと思われる方もいらっしゃると思いますが、そんなことはないです。高卒の芸能人や政治家なども大学院に行き、学歴に箔を付けている人は多くいます。
私の知っている企業の社長にもいます。少子化対策で、大学側も社会人の大学院での授業料に期待している面もあります。
また、国もリカレント教育(社会人になってからの学び直し)を推奨しています。
厚生労働省は、専門実践教育訓練の指定講座に大学院も指定しています。
条件を満たせば、最大70%の学費を給付してもらえますよ。
専門職学位課程
(教職大学院、法科大学院など) 5講座 (91講座)詳しくはこちらのURLから【厚生労働省ホームべーじより】
【参考】■教育訓練実施者の皆さまへの情報
講座指定を受けている教育訓練実施者の方が、指定講座を受講生に周知する際には、「別添3」などの資料もご活用ください。
次回(令和3年10月指定)の講座指定申請の受付は、4月上旬から5月上旬頃に実施する予定です。
詳細は、以下のURLに掲載します。
[専門実践教育訓練の講座申請手続について]
https://www.mhlw.go.jp/stf/
seisakunitsuite/bunya/koyou
_roudou/shokugyounouryoku/
career_formation/kyouiku/03_00004.html
■講座の受講を検討している皆さまへの情報
この制度を利用するに当たっては、一定の支給要件を満たす必要があります。詳細は、以下のURLに掲載される教育訓練給付金についてのリーフレットをご確認ください。
[教育訓練給付制度]
https://www.mhlw.go.jp/stf/
seisakunitsuite/bunya/koyou_
roudou/jinzaikaihatsu/kyouiku.html
また、給付の対象となる専門実践教育訓練は、以下のURL掲載の講座検索システムで検索することができますので、ご活用ください。
[教育訓練給付制度 厚生労働大臣指定教育訓練講座 検索システム]
https://www.kyufu.m
https://www.mhlw.go.jp/stf/
seisakunitsuite/bunya/koyou_
roudou/jinzaikaihatsu/kyouiku_00001.html
「学歴」にそんなにこだわる必要はないと思いますが、
「学歴コンプ」の方は、大学院をご検討してみてはいかがですか!
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