こんにちは。
キャリアコンサルタント佐渡治彦です。
今回も、専門実践教育訓練の給付金を受給するために必須の訓練前キャリアコンサルティングで、人気のキャリアコンサルタント養成講座希望のクライアントとの相談の中で気になったことを述べます。
キャリアコンサルタント資格を希望しているクライアントのこれまでの取得資格歴を見ると
「とても勉強が好きなんだなぁ。でも、取得した資格は、実際の仕事に活かしてるの?」
と思う時があります。基本的に国家資格取得を目指そうと思っている人たちは、勉強が好きな人が多い気がします。
一方で、私のように勉強は好きではないけれども、必要に迫れて試験勉強をする人もいるでしょう。
キャリアコンサルタントを目指す方の中には、これまで多くの資格取得している人が結構見受けられます。
学生時代に教員免許取得。
社会人になって、社会保険労務士、行政書士、FP資格など取得。先日のクライアントは、上記の資格をすべて取得しており、更に、キャリアコンサルタント資格を目指していました。
もちろん、資格取得を目指して勉強することを毛頭、否定するつもりはありません。
資格取得は勉強してマスターした証になりますし、仕事でも役立つこともあるでしょう。しかし、資格コレクターになってしまっている人も良く見かけます。
先日のクライアントもいくつのも資格を取得していますが、実際の仕事にはどの資格も活用されていませんでした。
せっかく、資格取得したとしても実際の仕事に活かせてないなんて、私から言わせれば、もったいない!!
宝の持ち腐れだと思います。
例えば、社会保険労務士を実際に生業としている人が、業務の領域を広げたいと言う理由から、キャリアコンサルタント資格を目指すことは理解できます。
社会保険労務士とキャリアコンサルタントは親和性が高いからです。
実際にキャリアコンサルタントの仕事をしていると士業とのつながりは、とても有効です。
ですので、先日のクライアントのように社会保険労務士、行政書士資格を持っていれば、キャリアコンサルタントの仕事に活かすことはできます。
ただし、それら資格を実際に活用して仕事をしていた人です。
士業とキャリアコンサルタントの関係につきましては、
詳しくは、拙書、『「キャリアコンサルタント」で自立する方法 国も推奨!今、最も注目の国家資格』(合同フォレスト)に書かれていますので、ご関心のある方は、是非、読んでみてくださいね。
私は良く、こう言う人に出くわします。
「俺、教職持っているんだよ。でも、先生になったことないけど」
と言う人です。教職を持っていることを自慢しているのか?
先生になっていないことを卑下しているのか?
アンビバレントな人だと思います。
キャリアコンサルタントを目指す人たちには、資格コレクターで終わって欲しくないなと思いつつ、訓練前キャリアコンサルティングをしています。
◆『「キャリアコンサルタント」で自立する方法 国も推奨!今、最も注目の国家資格』(合同フォレスト)
Amazon amazon.co.jp/dp/4772661670
楽天ブックス books.rakuten.co.jp/rb/16311012/?l…
この記事へのコメントはありません。