こんにちは。
キャリアコンサルタント 佐渡治彦です。
前回「数字やリーダー経験がなくてもOK!営業職で書類通過する職務経歴書の書き方」をお伝えしましたが、今回は、書類通過した後の面接対策について述べます。
https://note.com/haru07060715/n/neb9480d9c1f3
書類選考を通過した後の面接で成功するためには、職務経歴書に書いた内容をより具体的に説明し、自分の強みを効果的にアピールすることが大切です。
以下では、具体的な方法と面接でのポイントを解説します。
1. 📝職務経歴書との一貫性を保つ
面接では、職務経歴書に書いた内容に基づいて質問されることが多いです。そのため、書類に書いた内容と面接での回答が一貫していることが重要です。
例: 職務経歴書で「顧客との信頼関係を築いた」と書いた場合、面接ではその信頼関係を築いた具体的なエピソードを話します。
「定期的なフォローアップと顧客の声を聞く姿勢を大切にして、最終的には信頼関係を構築することができた」というように、具体例を交えて話すと説得力が増します。
2. 📚「プロセス」を具体的に説明する
職務経歴書でプロセスに焦点を当てた場合、面接ではそのプロセスをさらに深掘りして説明することが求められます。
面接官は、どのように考え、行動し、結果に結びつけたのかを知りたがっています。
例: 「新規顧客開拓のために、毎日20件の訪問営業を行い、独自の提案資料を作成して商談成立率を向上させました」と書いた場合、
面接では、「20件の訪問を行う中で、最初はうまくいかないことも多かったですが、フィードバックを元に資料の改善や提案内容を調整しました。その結果、商談成立率が上がり、最終的には目標を達成しました」といった具体的なプロセスを詳細に説明します。
3. 🤝面接官との信頼関係を築く
面接は、ただの質疑応答の場ではなく、面接官との信頼関係を築く場でもあります。
自分がどのような人間であり、会社にどのように業績に貢献できるかを誠実に伝えることが大切です。
例: 面接官が質問する際に、まずは相手の質問をしっかりと聞き、その意図を理解した上で答えるようにします。
例えば、面接官が「あなたがこれまでに最も大変だったことは何ですか?」と聞いてきた場合、「大変だったこと」だけでなく、それをどのように乗り越えたか、その過程で学んだことを一緒に具体的に説明すると良いです。
4. 🔍「問題解決能力」をさらにアピールする
面接では、具体的な問題解決の事例をさらに深く掘り下げることで、あなたの能力をアピールできます。
特に、どのようにして課題を見つけ、解決に導いたのかを明確に説明することが重要です。
例: 職務経歴書で「顧客のコスト削減ニーズに応じて、複数の製品プランを提案し、最終的にコスト20%削減を実現しました」と書いた場合、面接では、「最初に顧客が抱えていたコストの課題をヒアリングし、次にいくつかの提案を比較検討しました。
その中で最も適したプランを提示し、顧客にとって最良の選択肢を提案しました」と具体的な解決手順を説明します。
5. 🗣️質問を通じて自分の意欲を示す
面接官からの質問に答えるだけでなく、自分から質問をすることも重要です。
面接の終わりに「何かご質問は?」と問われることが多いです。
この質問が来たらチャンスと捉えて、必ず質問をしましょう。
例えば、、会社の文化やチームの働き方について質問することで、自分がその環境に適応できることを示すことができます。
HPを見ればわかること、調べればわかるような質問はしないように!
HPは必ず、一通り目を通し、社長や社員のブログがあれば必ず、読んでおき、面接の際に、質問できるまでにしておきましょう。
例: 「御社の営業チームでは、どのようにして顧客満足度を向上させるための取り組みを行っていますか?」といった質問をすることで、自分がそのチームで働くことを想定している姿勢を示すことができます。
6. 🚀自己成長の意欲を業績貢献につなげる
面接では、自分が過去にどのように成長してきたか、またこれからどのように成長したいかをアピールすることが重要です。
これにより、企業側はあなたの将来性を感じることができます。
例: 「私は、これまでの経験を通じて、顧客のニーズを理解し、それに応えるためのスキルを磨いてきました。今後はさらに、営業マネジメントの知識を深め、チーム全体の業績向上に貢献できるようなスキルを身につけて、業績向上に貢献します」といった自己成長の意欲を伝えることす。
ここで注意して欲しいことは、「自己成長の意欲」だけで話を終わらせないこと!
必ず、目標達成の実現するといった業績に貢献できることを言いましょう!
🌟結論
書類選考を通過した後の面接で成功するためには、職務経歴書との一貫性を保ちつつ、プロセス、信頼関係、問題解決能力、自己成長の意欲を具体的に説明することが重要です。
面接官との信頼関係を築き、自分がその会社にとって価値ある存在であることをしっかりとアピールすることで、合格の可能性を高めることができます。
これらのポイントを踏まえて、面接に臨み、自分の魅力を最大限に引き出してください。成功を祈っています!
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