こんにちは。
カリエーレ・コンサルタンツ、キャリアコンサルタント佐渡治彦です。
「日本人はよく働く、労働時間が長い」というイメージがありましたが、
それは、昭和時代の昔話のようです。
半熟仮想株式会社代表、アメリカのイェール大学助教授、成田悠輔氏の唱えるデータによりますと、1990年頃から、日本人の労働者一人当たりの労働時間は、下降しており、今では、OECDの労働時間の平均を下回っているそうです。
仕事より遊びを優先させ、あまり働かないイメージのあるイタリアやスペインよりも少ない労働時間だそうです。
このことを知って、昭和の「24時間働けますか!」世代の私は、驚きました。
30年前、残業が当たり前、午前様になることも普通の感覚だった世代には、時代も変わったものだと思います。
働きバチのように働く日本人の例えは、現代は、使えなくなったのかもしれません。一方で、生産性は相変わらず、OECDの中でも下位のようです。
働かなくなって、生産性も低い、現状の日本は、今後どうなるのでしょうか?
韓国にも平均賃金も抜かれ、20年間、実質賃金が上がっておらず、自動車以外に基幹産業も見当たらない現状、少子高齢化も進む今後の日本の行く末は、果たしていかに!?今の、Z世代が、社会の中心になるころには、どんな社会になっているのでしょうか?
成田氏は、「日本人は、がむしゃらさを失ったのかも」と述べていますが、
うなづける気がします。一方で、昭和のように高度経済成長は期待できないものの、令和は令和の価値観が生まれるのではないのでしょうか。
右肩上がりの成長が良しの価値観ではなく、現状維持でも個々の生活がほどほどに充実していく価値観もその一つなのかもしれませんね。
少子高齢化社会は避けられない現実です。
昭和のような高度経済成長も期待できない現状、各々が充実した人生を歩んでいきたいものです。ところで、充実した人生って何でしょう?
私は、昭和時代を思い出して、もう少し、がむしゃらに働いてみようかなと、このデータを知って、時代の逆行をしてみようかなと思う今日この頃です。笑
堀江貴文イノベーション大学校(通称HIU)公式の書評ブログ 人気ランキング1位!!
この記事へのコメントはありません。