こんにちは。
カリエーレ・コンサルタンツ、
キャリアコンサルタントの佐渡治彦です。
下村英雄氏(独立行政法人労働政策研究・研修機構 副統括研究員)が「企業のキャリア形成支援施策導入における現状と課題」というテーマで論文を発表しました。
厚生労働省キャリア形成支援室による要請を受け、企業におけるキャリアコンサルティングの活用状況に関する調査をJIPTが実施しました。
企業におけるキャリアコンサルティングのよりいっそうの普及推進を図るた めに、その実態の把握を行うことを目的としています。
論文をまだ、熟読はできていませんが、企業へのキャリアコンサルティングは、まだまだ浸透しているとは言い難いようです。
大企業、若手の多い企業では人事部などでキャリアコンサルタントが従業員のキャリア形成支援が根付きつつありますが、中小企業、高齢者の多い企業などはまだまだ普及していないようです。
キャリアコンサルタント、セルフキャリア・ドックにつながる事業内職業能力開発計画及び職業能力開発推進者は、いずれも職業能力開発促進法に明確に「努力義務」として定められています。
キャリアコンサルタントを普及させるには、事業所に対して「努力義務」から「義務」化することは一番の早道だと思いますが、キャリアコンサルタントなどが本当に企業に必要な制度なのか、原点に戻って考えることも必要だと感じます。
いずれにしても、キャリアコンサルタント各々がキャリアコンサルティング、セルフキャリア・ドック導入のメリットを社会に周知・広報していく必要はあると思います。
佐渡治彦 – Wikipedia ja.wikipedia.org
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