こんにちは。
カリエーレ・コンサルタンツ、キャリアコンサルタント佐渡治彦です。
拙著「『キャリアコンサルタント』で自立する方法」のまえがきでも、述べましたが、キャリアコンサルタント資格取得者と話していると「資格を取得しても仕事がない」「キャリアコンサルタントでは稼げない」というお話を今でも、よく耳にします。
確かに、キャリアコンサルタント資格を取得しても、なかなか仕事に結びつけることは簡単でないかもしれません。
会社の人事・総務部やハローワークなどで社員、職員として、キャリアコンサルティングができる人は、定期的な収入もあり、フリー、独立系に比べると経済的に安定していると思います。
一方、フリー、独立系のキャリアコンサルタントは、キャリアコンサルティング、セミナー講師などの機会を見つけるのに活動をしなければなりません。
私自身、拙著を書いたときはダブルワークをしていたので、会社の給与と副業のキャリアコンサルティングで、一定の収入を得られました。
しかし、今年の4月に完全独立(一般社団法人カリエーレ・コムサ設立)を果たし、会社からの毎月の給与が無くなり、キャリアコンサルタントの仕事の獲得に受注活動しています。ただ、受注活動をしていると仕事は意外とあるものです。
もともと、私自身、営業畑出身ですので、受注活動することに抵抗がないことが強みかもしれません。
また、現在は、オンライン、SNS(noteも含む)の発達のおかげで、、地元名古屋以外のお仕事もいただけるようになりました。
キャリアコンサルタント資格を取得をしても仕事がないとおっしゃっている皆さん、拙著でも述べましたが、まずは行動することをおススメします。
また、キャリアコンサルティング、セミナー講師などする上で、キャリアコンサルタンとの社会での役割を考えておく必要があります。
「日本のキャリアコンサルタントの父」と言われる木村周氏は、以下のように 「キャリアコンサルタントに求められるもの」 を述べています。
・環境変化の仲介者、変化の創造者、助言者、情報提供者、計画者、調整者、教育者であること。
・一人一人の個人の支援を通じて、結果的に環境、ひいては社会の改善、社会を動かす役割を果たすこと。
以上の事柄を考えながら、キャリアコンサルタントとして自分ができることを自分で考えて、行動に移してみませんか!
私も、引き続き、社会でキャリアコンサルタントとして何ができるのか考えて活動していきます。
この記事へのコメントはありません。