こんにちは。
カリエーレ・コンサルタンツ、キャリアコンサルタント佐渡治彦です。
昨年6月に発刊した拙著『「キャリアコンサルタント」で自立する方法
国も推奨!今、最も注目の国家資格』(合同フォレスト)について、読者から様々なご感想、ご意見をいただきます。
とてもありがたいことです。私は、原則的には読者が拙著を読んで、ご自身が感じたこと、思ったことはそう受け止められたのだと、敢えて反論はしませんし、読者の思いを尊重します。
ただ、中には誤解して解釈されている読者もいらっしゃいます。
私の文章力に問題があることが原因でしょう。
今回は、読者の感想の中で誤解して解釈されている感想を挙げさせていただきます。
まず、拙著に掲載されている4人のキャリアコンサルタントの活動についてです。
「実例として掲載されているものを読んでもほぼキャリアコンサルタントとして自立して稼いでいると言える人達ではありません」というご意見がありました。
第5章で掲載されている「現場で活躍するキャリアコンサルタント」で登場するキャリアコンサルタントは、皆さん、キャリアコンサルタント資格を取得して、資格を活用して第一線で活躍されている皆さんです。「本業があって、それを活かすためにキャリコン資格が添えられているという話です。」というご感想もありましたが、本業がキャリアコンサルタント資格を生かしたお仕事です。
キャリアコンサルタント資格を活かしている皆さんですよ。
次にキャリアコンサルタントのお仕事についてです。
「キャリコンとしてどう稼ぐか等を本当に知りたいのであれば専門学校の講師に話を聞く方が実践的」というご意見もありました。
確かに現在のキャリアコンサルタントの現実的なお仕事は、セミナーや専門学校での講師、ハローワーク、学校、紹介会社などでのキャリアコンサルティングが主なお仕事でしょう。
しかし、キャリアコンサルタントのお仕事は、セミナー講師だけではありません。
もちろん、セミナー講師をしたいのならば、専門学校や研修会社からのアドバイスの方がもちろん実践的です。また、セミナー講師は技能士2級以上でなければできないというご意見もありましたが、そのような条件があるセミナー講師もあるとは思いますが、標準キャリアコンサルタントができるセミナー講師もありますよ
あと、気になったご感想に「この本に書かれてあることは、上手くいったらのお話です」というというご感想がありました。
確かに、上手くいったケースを書いています。
私自身、多くの失敗を重ねました。その経験の中で、拙著に書かれた方法で公共事業や企業(セルフ・キャリアドック)の仕事を獲得でる可能性が高いということをお伝えしたかったです。出版する以上、失敗例を書くよりも成功例を掲載したほうが自然ですよね。
もしも、失敗例や提案の進め方をお知りになりたい方は、機会があればお教えしますよ。
「はじめに」「おわりに」も書きましたが、キャリアコンサルタントのお仕事は様々な領域でこれから社会での役割があることをお伝えしたかったです。
社会での役割とは、第6章で「キャリアコンサルタントで活躍するには」で述べました、「社会正義(ソーシャルジャスティス)のキャリア支援」なども挙げられます。
木村周氏や下村英雄氏の著書のご一読をお勧めします。あと、情報が古いというご意見もありました。
この件は、執筆が2019~2020年ですので、キャリアコンサルタント試験、助成金の情報などが、現在のものとは違っているとことがあります。
この点は、ご了承いただきたいです。
拙著では、キャリアコンサルタント資格を生かして、ダブルワーク、独立をして自立していくためにいかに仕事を得ていくかのアドバイスを主に記述しています。
大きくいって、公共事業と企業領域のお仕事についてです。一番、お伝えしたいのは、キャリアコンサルタントに無限の可能性があるということです。
この視点から、もう一度、読んでいただけますとありがたいです。
そして、キャリアコンサルタントとして活躍するきっかけになれば、
この上ない喜びです。
引き続きよろしくお願いいたします。
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