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楽しみましょう!アラカン(昭和世代)の皆さん!!Part2

こんにちは。
カリエーレ・コンサルタンツ
キャリアコンサルタントの佐渡治彦です。

前回のnoteで、「楽しみましょう!アラカン(昭和世代)の皆さん!!」というタイトルでUPしたところ、意外に反響がありました。

「定年前に割増の退職金もらって、好きな方向に進むわ!」と言うご意見もありました。
また、「お前は、親の介護しなくても良いから、楽しみましょう!って言えるんだ!」と一瞬、私の心の中で「なんだと!」を怒り覚えつつ、顔では、「そーかもね~」と笑顔でかわしたこともありました。

確かに、私の両親は既に他界しています。
父は幼い頃、病死しました。
その後、母の手一つで育てられました。
今の言葉で言う「シングルマザー」の魁だったかもしれません。
私の幼い頃は、「シングルマザー」と言う言葉はありませんでした。

ですので、自分の両親の介護はもう、したくても出来ません。

その世話になった最愛なる母が、医師から余命半年を告げられたのは、約10年前です。
医師から「死刑宣告」を受けた夜は、一晩中、枕を濡らしました。

そして、当時、ダブルワークをしていましたが、はっきり言って仕事に身が入りませんでした。
母が亡くなり、今となってはよく覚えていないのですが、四十九日あたりまでは、何もする気が起きませんでした。

しかし、このまま何もしないでも1日は過ぎていきます。
そんな時、もっと長生きしたかった母の分まで、思いっきり生きてみよう!と思うようになりました。

そして、母の他界した3年後、取得していた民間資格キャリアカウンセラーが、国家資格に昇格、セルフ・キャリアドック制度助成金で企業に提案し、
4年後、拙著「キャリアコンサルタント」で自立する方法を上梓しました。

母の闘病生活の介護、他界後は、もちろん落ち込みました。
しかし、時間はかかりましたが、本を出版するまで立ち直りました。
そして、現在は、法人化し、労働局様からも受託できるまでになりました。
また、やりたかったキャリアコンサルタントも続けています。

50代には「親の介護問題」が多くの人についてきます。
結婚していれば配偶者にも親はいます。
キャリアコンサルティングをしていても、介護と仕事の両立が難しいという声は良くお聞きします。

また、現代では「8050問題」もあります。
「8050問題」とは、80代の親が50代の子どもの生活を支えるために経済的にも精神的にも強い負担を請け負うことを指します。
50代の子どもが自立した生活を送れない社会問題です。
自立していない大人を「子ども部屋おじさん」とも言いますね。

こうした社会問題にもなっている介護の課題には、専門家や自治体に相談してみる必要があります。
区役所や全国福祉協議会(社協)などです。

介護の問題は、各々おかれた環境、条件が違いますので、一概には言えません。

自分を生んで育てたてくれた両親ですの最後は、寄り添ってあげて、少しでも好きなことさせてあげたり、好きな食べ物を食べさせてあげたいと思います。
ただ、介護が長引いたり、複数人になると、こんな悠長なことは言ってられないというご意見があることも承知しております。

人間は悲しいこと、辛いことがあると落ち込むのは当たり前です。
身内の不幸で落ち込まない人は、まずいらっしゃらないと思います。

しかし、人間の強みは「忘れること」です。

時が経つと、悲しいこと、辛いことは忘れて、新たなやる気、欲望が出てきます。
落ち込むところまで落ち込んでください。時が悲しみを忘れさせてくれます。
そして、また、新しい楽しみを見つけましょう!

ただ、メンタル限界でどうしようもなくなったら、精神科や心療内科の医師にご相談を!
薬療法もありますよ。

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