こんにちは。
「ジョブ・カード作成支援事業」
キャリアコンサルタントの佐渡治彦です。
前回に引き続き、ジョブ・カードのキャリア・プランシート書き方の第2回目です。
「強み等」(自分の強み、弱みを克服するために努力していることを記入)についてワンポイントアドバイスします。
前回のブログで述べましたように、なぜこの国家資格を取得したいのか、学校を受講したいのかを意識して書くと良いと思います。
そのためには、希望している学校卒業後、国家資格取得後、どんな仕事就くことができるかをよく調べてみましょう。
仕事理解が必要です。
もちろん自己理解もしていないと書けないと思います。
その上で、自分の活かせる強みは何かを、紙に書き出してみましょう。
そして、受講することで、いかに強みを活かせるかを学ぶか、または弱みをいかに授業で克服するかを具体的に書いて欲しいです。
例えば、介護福祉士を例に挙げると仕事のひとつに「相談・助言」があります。これは、利用者や家族の介護に対する不安の相談にのったり、福祉用具の選定・使用や自宅介護の注意点をアドバイスする仕事です。
これまで営業経験があるならば、顧客との折衝で身につけたコミュニケーション能力、福祉用具を扱った経験があれば商品知識など強みになりますよね。
これら経験、知識を活かしていかに介護福祉士として、どんなことができるかを紙に書き出してみましょう。
強みのコミュニーケーション能力を活かして、利用者や家族の要望を聞き取り親切、丁寧に介護の相談・助言に活かすことができますなどやれることを書いてみましょう。
また、受講することで、強みをブラッシュアップして、仕事に活かせるようにする意欲を書いてみても良いと思います。
また、逆に弱みがあれば、弱みを克服して努力していることを書き出してみましょう。
例えば、コミュニケーション能力が弱みだなと思ったら、それを克服するために努力していることを書き出してみましょう。
例えば、積極的に人に話しかける努力をしている、人の話を聞くよう努力している、話し方教室に通っているなど、弱みを克服するために努力していることを書き出してみましょう。
また、受講することで、弱みを克服する意欲も書いてみても良いと思います。
強みが思い当たらない方は、弱み、短所を視点を変えて見直してみると強み、長所になります。
このことをリフレーミングと言います。
リフレーミングとは、ネガティブな意味の言葉、表現をポジティブな意味に視点を変えて見直すことです。
例えば、「私は怖がりでチャレンジできないタイプだ」とういうネガティブな表現を「私は物事を慎重に判断するタイプだ」と言い換えるのです。
どうしても、強みが分からない人はキャリアコンサルタントがヒントを導きますよ。
お気軽にキャリアコンサルティングを受けてくださいね。
次回は、「将来取り組みたい仕事や働き方等」をお伝えする予定です。
ジョブ・カードについては、下記、URLをご確認くださいね。
【ジョブ・カード制度総合サイト】 https://jobcard.mhlw.go.jp/
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