こんにちは。
愛知労働局・訓練受講希望者等に対するジョブ・カード作成支援推進事業
キャリアコンルタントの佐渡治彦です。
職業訓練を受講する人たちに、なぜ、受講しようと思ったのかと動機、きっかけをお伺いすると、様々なご意見をお聞きすることができます。
仕事に役立つから
キャリアアップに繋がるから
その分野に興味を持ったから
もっとその分野を深く学びたいと思ったから
技術を身につけて就職、転職したいから
先輩、友人等に勧められたから
ハローワークで勧められたから
将来に役立つと思ったから
やることが無かったから
ネットでたまたま見て気になったから
・・・・・・・・・・・・・・・・・などなど
どの回答が正解というものはありません。
どんな動機、きっかけにせよ、学ぼうという気持ちになって訓練を受講しようと行動したこと自体、素晴らしいことだと思います。
ただ、この回答の中で「とりあえず将来、需要もあり職にも就けそうなので、役立ちそうだから勉強でもしておこうかな」という考え方の発想は、非常に危険だと思います。
なぜなら、この考え方は、
これまで学校教育で繰り返し唱えられた「将来のためになるから、とりあえず勉強しておきなさい」という発想の考え方と何ら変わらないからです。
将来、良い学校に入り、良い会社に就職するために勉強しておきなさい。
将来、何かの役に立つかもしれないので何か資格を取得しておきなさい。
このような発想の考え方と変わらないのです。
いつまで将来の可能性のために、生き続けるのでしょうか?
もちろん、勉強しておいて損はありません。
資格を持っていることで、思わぬチャンスが巡ってくるかもしれません。
動機、きっかけは何であれ、考え方の発想が危険だと思います。
自分と向き合うことを先延ばしにして
「とりあえず役立ちそうな勉強しておいて、それから『やりたいこと』を見つければいいかな」という発想の考え方では、いつまでたっても同じことを繰り返すだけだと思います。
このような将来のための可能性を残しておけば良いという発想の考え方を変えて、今、やりたいことをするという発想の考え方で生きていきませんか。
そのためには、今、一番、やりたいことを本気で向き合っていく必要があります。
その方が、将来、成長していく可能性が高いと思います。
ただ、本当にやりたいことを見つけることは、見つかる人には簡単ですが、
そうでない人にとっては、なかなか見つかりにくいです。
やりたいことが無くても、経済的に収入を得る手段として仕事を割り切ってとらえられるならば、敢えて、やりたいことを追求する必要もないかもしれません。
一方で、人生100年時代と言われる現代、やはり、やりたいことを仕事にした方がモチベーションが上がり、仕事も長続きできるでしょう。
「やりたいこと」は、最初は「なんとなく」でもいいんですよ。
そこから、どんどん知識を吸収し、経験をしながらブラッシュアップしていけばよいのです。
「やりたいこと」を追求するためには、自分の好きなこと、得意なこと、大事にしていること、強みを知ることが必要です。
自己理解することです。
自己理解を深めるためには、ジョブ・カードを書いてみてください。
書くという行動が大切です。
何か自分に気づきがありますよ。
そして、キャリアコンサルティングを受けてみましょう。
私たち、キャリアコンサルタントは自己理解を更に深めるお手伝いをさせていただきます。
お気軽に、ハローワークさんにお越しくださいね。
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ランゲート(株) 052-451-1171
受付時間: 平日 8:30-17:15
愛知全域の窓口となっておりますので、繋がりにくい時間帯がございます。ご了承ください。
「ジョブ・カード作成支援予約サイト」http://jobcard.work/http:/
「ジョブ・カード制度総合サイト」https://jobcard.mhlw.go.jp/
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