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「認識において悲観的、行動において楽観的」☆SDGsの目標・ディーセントワークの実現に重要な「スタンス」

こんにちは。
カリエーレ・コンサルタンツ、キャリアコンサルタント佐渡治彦です。

前回のブログで、SDGsの目標とするディーセントワークの実現には、社会正義のキャリアコンサルティングにもつながると述べました。

【前回のブログ】
社会正義のキャリアコンサルティングとSDGs
https://note.com/notes/nb1783e80e325/edit

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それでは、社会正義のキャリアコンサルティングは、どう行っていけばよいのでしょう?

このテーマについて、日本の「社会正義のキャリア支援」研究の第一人者、労働政策研究・研修機構キャリア支援部門副統括研究員、下村英雄氏は、
著書「社会正義のキャリア支援」で、以下の通り述べています、

「社会正義論は理論的なアプローチという面が強く、社会全体におけるキャリア支援のあり方、さらには、それにたずさわるキャリア支援者の価値観、態度、哲学を問題にする領域、つまり、キャリア支援をしようとする人の『スタンス』を問題にする領域です

「何故、『スタンス』が重要かと言うと、社会正義のキャリア支援では、具体的に何をするかという以前に、そういう実践をする人はどうあるべきが大事だからです。」と下村氏は指摘しています。

一言で言うと、
社会正義のキャリア支援をしていこうという気持ち、態度、つまり、キャリアコンサルタントの「スタンス」が重要なのです。

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それでは、その「スタンス」は、どうやっていけばよいのでしょうか?

下村氏はOECDの国際機関でなどでキャリア支援の研究している世界的有名な学者、ロナルド・サルタナがを引用する言葉が適していると述べています。

その言葉は、
「認識において悲観的、行動において楽観的」

これは、元々は有名な政治学者が言った言葉ですが、サルタナは、社会正義のキャリア支援のキャッチフレーズとして、使っています。

どういう意味を含んでいるかというと

現状認識をする際は、楽観的な見方をすべきでない。

楽観的に見てしまった場合、現状維持になってしまい、まったく問題が無いということになります。

したがって、現状を見る目は、あくまでシビアに、冷静に、悲観的に、今、目の前にある状況をかなり深刻な問題としてみるべき。

その上で、打つ手はいくらでもある。
対策を立てることもできる。
われわれの社会には、有用で建設的なやり方が無数にある。

そのように、私たちのやれることについては、楽観的にとらえるという意味です。

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確かに、現状を認識する際は、シビアに悲観的に見ることで、問題の深刻さや根深さを思い知ることが必要です。

その上で、皆が知恵を出し合い、工夫して協力し合いながら、完全でないにしろ、問題解決を目指す「スタンス」は重要だと思います。

SDGsの目標とするディーセントワークの実現には、この「スタンス」が重要だと考えます。

参考文献:「社会正義のキャリア支援」図書文化社・下村英雄著

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