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システムに対するアドボカシー

こんにちは。
カリエーレ・コンサルタンツ、キャリアコンサルタント佐渡治彦です。

前回のブログでは、6種類の「社会正義のキャリアコンサルティングのフレームワーク(枠組み)」のうち、前回は、クライアントと一緒に行動する中の「組織」のフィールドのフレームワークである「組織間の連携」について述べました。

今回は、クライアントに代わりに行動する中の「組織」のフィールドのフレームワークである「システムに対するアドボカシー」について述べます。

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ここでいう「システム」とは、企業なら企業の人事制度、労務管理、働き方全てをひっくるめた制度やルール、慣行まで含めた世の中全体の仕組みを意味します。

それでは、このシステムに対する社会正義のキャリアコンサルティングのアドボカシーとは、どのような役割を果たしうるのでしょうか。

米国カウンセリング協会の社会正義コンピデンシーでは、いくつかの指摘がありますが、その中でポイントとなることは、キャリアコンサルタントが、行いうることこととして、まず、クライアントのキャリア発達の上で、何が問題になっているかを見つけ出すことです。

これは、日々の1対1のキャリアコンサルティングの延長線上にあります。

個別のキャリアコンサルティングを行うなかで、組織にあるシステム上の問題に気づく場合があるからです。

そしてシステムの問題なる点をどのように変化させるか、ビジョンを関係者で共有します。

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その際、建前だけでなく、政治的なパワー、社会的な影響力も考慮します。

システムの変化に向けたアドボカシーと言う難しい表現をしたところで、
結局のところ、関係者の人間関係の調整をすることが必要となります。

むしろ、だからこそ、人間関係の調整に応用しうるスキルを専門的に学び、組織や社会の実情にも配慮できるキャリアコンサルタントが力を発揮できると言えるでしょう。

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また、アドボカシーというと、勇ましい権利擁護や主張、変革をイメージしがちですが、むしろ、キャリアコンサルタントの行うアドボカシーは、反対や抵抗を織り込みつつ、少しずつ計画を進めていく「ステップ・バイ・ステップ」が望ましいです。

これが、社会正義のキャリアコンサルティングが、システムや組織に果たしうる役割と言えます。

参考文献:「社会正義のキャリア支援」図書文化社・下村英雄著

「キャリアコンサルタントで自立する方法」

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