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「多文化キャリアコンサルティング理論」から「社会正義のキャリア支援」理論へ

こんにちは。
カリエーレ・コンサルタンツ、キャリアコンサルタント佐渡治彦です。

これまで「社会正義のキャリア支援」の概要を述べてきましたが、
「社会正義のキャリア支援」の理論に発展する前には、
「多文化キャリアコンサルティング理論」がありました。

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この考え方が支持されたのは、欧米で、キャリアコンサルティングを受けるクライアントが従来の多数派である白人だけではなく、様々な属性や特徴を持ったクライアントが訪れることになったということで、キャリアコンサルティングの多様性が高まったことが挙げられます。

人種、性別、性的指向、貧困、宗教など様々な少数派である人々のニーズに答えられる「多文化キャリアコンサルティング理論」が登場し、「社会正義のキャリア支援」の理論に発展していきました。

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ただ、「多文化キャリアコンサルティング理論」にも一点、批判的な意見がありました。

それは、多文化を理解することは良いが、単に多文化を理解するだけでは、現状を受け入れ、その状況をに甘んじろということになるのではないかという批判です。

ただ理解するだけではなく、もっと積極的な働きかけをして、様々な文化背景を持ったクライアントの現状を変えていこうという取り組みが必要だ。

この考え方が「社会正義のキャリア支援」の理論に発展してきました。

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以前、述べました社会正義のキャリア支援理論の第一人、ラッツは、
カウンセリング心理学の「5つの波」も展開しており、「社会正義」のカウンセリングは、「第5の波」と位置付けています。
その前の考え方である「多文化」は「第4の波」としています。

「社会正義」のカウンセリングは、「第5の波」につては、次回、説明します。

参考文献:「社会正義のキャリア支援」図書文化社・下村英雄著

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