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社会正義のキャリア支援・3つの実践 Vol.3【アドボカシー】

こんにちは。
カリエーレ・コンサルタンツ、キャリアコンサルタント佐渡治彦です。

本日は、前回に引き続き、社会正義のキャリア支援の3つの実践のうち、
アドボカシーをの概要を解説します。

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日本語で「アドボカシー」とは、「組織への働きかけ」「環境への働きかけ」といった意味の機能や目的として捉えることが出来ます。

日本的な風土組織の中では、クライアント個人の個別相談に、より支援を越えた人間関係の調整、更には組織全体への支援として捉えると具体的なイメージが湧きやすいでしょう。

「組織への働きかけ」の能力とは、キャリア形成を促進する上での「組織課題を発見」し「組織に対する働きかけ」に取り組むという意味です。

「組織に対する働きかけ」は別の言葉で言うと「環境介入」と言えます。

なぜ「組織への働きかけ(環境介入)」)が必要かと言うと、個人の主体的なキャリア形成を推進するにあたって、組織側に問題がある場合があるからです。

その解決・改善のために組織に対して働きかけることが必要となります。

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では、具体的に、「組織に働きかけ」るとは何をすることなのでしょうか?

厚生労働省のキャリアコンサルティングの報告書では、以下、①~④のプロセスと述べています。

①環境の課題・問題点の発見

②課題を解くための情報収集

③問題の本質の把握および解決方法の策定

④関連機関・関係部署・関係者への提案・働きかけ・協力

このプロセスは日本的なアドボカシーと言えます。

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至って、当たり前の考え方です。

逆に言うとアドボカシーは奇をてらった活動でもなく、新奇な行動ではないという意味に捉えることが出来ます。

「クライアントが困っている環境があれば、そこに課題や問題点を発見し、情報収集し、問題の本質を見極め、解決方法を考え、関係者に協力を求める。」

社会正義のキャリア支援としてのアドボガシーとは、
「キャリアコンサルタントがこうした行動を日々の活動に取り入れていくことが重要」と日本での社会正義のキャリア支援研究の第一人者、労働政策研究・研修機構キャリア支援部門主任研究員、下村英雄氏は述べています。

アドボカシーに関しては、世界中のキャリア支援研究者が、論文を出していますし、組織開発論、システム論にも発展もしています。

また、機会を見つけてお伝えします。

参考文献:「社会正義のキャリア支援」図書文化社・下村英雄著

「キャリアコンサルタントで自立する方法」

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